ハヤカワ文庫<br> からくりアンモラル

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ハヤカワ文庫
からくりアンモラル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 372p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150308964
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

初潮を迎えた自分の身体に苛立ちを覚える秋月は、妹の春菜になつくロボット・ヨハネが子犬をかわいがる様子を見て、ちょっとした悪戯を思いつくが…ペットロボットを介した性と生の目覚めを描いた表題作、タイムトラベルした少女が自我の認識を獲得する「あたしを愛したあたしたち」、セクサロイドが語る波瀾の生涯「レプリカント色ざんげ」ほか、性愛SF9篇。日本SF大賞ノミネートの、切なく凛々しい傑作短篇集。

著者等紹介

森奈津子[モリナツコ]
1966年東京都生まれ。東京女子大学短期大学部英語科、立教大学法学部法学科卒。1991年、『お嬢さまとお呼び!』でデビュー以降、「お嬢さまシリーズ」「あぶない学園シリーズ」などの少女少説で人気を博す。90年代後半からは一般文芸にも進出し、第21回日本SF大賞の候補となった作品集『西城秀樹のおかげです』(ハヤカワ文庫JA)をはじめとして、性愛をテーマにしたSF、ホラー、現代小説などの長短篇を数多く発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

51
初読み作家さん。不思議な世界でした。どういうジャンルなんだろう?ラノベ、官能、そしてSFも入ってて。官能表現も多々あったけれど、不思議とエロチックではない。それどころか、清潔感さえ。まぁでももう読むことはないかなぁ。2014/11/24

skellig@topsy-turvy

27
なんとなく勝手に苦手かも、と思い込んでいた作家さんでした。結論から申しますと全然そんなことなかったね!!一気読みしました。「少女」という在り方が纏う切なさとエロスが、めくるめく万華鏡の如く広がっていく。機械、人間、アンドロイド、動物、ハイブリッド…それぞれの個体が別の個体との断絶を埋めようとして持つ「関係」がエロスとして蠢いているわけですが、どこか清々しい。娼館で初夜を繰り返す女の子、駄目駄目ヒモ親父の娘、自分を愛する娘、どの話も魅力的だった。SF設定×エロス×少女の3つに何かを感じる方は楽しめるかと。2013/11/27

まつじん

19
フランス書院かと思っちゃうほどの濃厚なシーンんの連続ですが、やっぱりSFなんですねぇ。しかし表紙と挿絵が通勤電車で開くのをためらわせてくれます。恥ずかしくても内容は結構良かったので気にしないことにしましょう。2010/09/29

non

18
表紙とそれぞれの章の扉絵がキュート。SF系のちょっと切ない恋愛モノ。濃密にいやらしいのに、対象が美少女・美少年・新人類・レプリカントなので、甘ったるい淫靡さもどこかツルリとしている。それぞれ設定が凝っていて面白かった。セクサロイドと聞いて、戸川純を思い浮かべる世代です・・・私。2009/07/16

九鳥

17
エロくて切ないSF短編集。可憐で特権的で哀しみを抱えている少女やアンドロイドや新人類たち。BLは女性にとって生々しすぎる「生殖」を伴わないから支持される、という説をどっかで読んだ記憶があるのだけれど、ここに描かれる性も生殖と切り離されているのが象徴的だ。「からくりアンモラル」「いなくなった猫の話」「レプリカント色ざんげ」が特に心に残った。タカノ綾の扉絵も素敵。2009/07/06

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