ハヤカワ文庫<br> ミッションスクール

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ハヤカワ文庫
ミッションスクール

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150308506
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「下痢のため一刻も早く排便したいのです」―謎の符牒とともに教室から姿を消した聖メヒラス学園一の美少女・山岸香織は、MI6の潜入工作員だった。国連事務総長直属の諜報員・吹石雄作は香織と接触、イラク軍のテロ活動を阻止するため極秘任務を開始するが…華麗なる諜報戦を描く表題作ほか、ホラー、ファンタジイ、アメコミ、純愛ロマンという5つのジャンルフィクションの定型による規格外の学園ラヴストーリー。

著者等紹介

田中哲弥[タナカテツヤ]
1963年兵庫県生まれ。関西学院大学卒。1984年、「朝ごはんが食べたい」で星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞後、吉本興業の台本作家などを経て、1993年『大久保町の決闘』で長篇デビュー。『大久保町は燃えているか』『さらば愛しき大久保町』と続く3部作で人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

木乃 机

4
当初電撃hpで発表とのことだが、昨今のラノベはストーリーやシチュエーションをキャラクタ立てに奉仕させるのが主流なのに対し当作品ではキャラクタもストーリーも添え物ですべて支離滅裂なシチュエーションを語るためだけに用意されていて、昭和軽薄体もどきの語り口と相まってまことに意味不明甚だしくそりゃあもう読者層と相いれないよなアンケート「嫌いな作品」ダントツ一位は当然だよなとうなづかされるがそれはそれとして久々に声をあげて笑ってしまった。別の読者層になら受け入れられると思いますセールスには結びつかないだろうけど。2012/05/24

不璽王

3
非常に楽しみながら読んだらあとがきに「電撃で嫌いな作品アンケートぶっちぎりだった」って書いてて良かった2017/11/16

かたち

3
傍目の雰囲気に惹かれ読む。いくつかの固定物、とにかく頭の中にあるものを並べて話が出来上がるのには自分と似た空気。一話二話に出てきた頭が飛んだおじさんたちのキャラが好き。作者がどのような人かは知らないが、キルラキル、うる星やつら的な所謂昭和のノリを感じる。映像が目の前に浮かぶ文章。最終話、書き下ろしの話は哀愁が漂う。作者は今なにをしているのだろう、なにをしてきたのだろうと思う。二話の話は演劇や映画にすると楽しいだろうなと考えた。2017/10/23

けいちゃっぷ

3
もう少し超巨大学園のあれやこれやを抑え目にして、もう少し現実離れも抑え目にすれば、まだワクワクして読めたかも。2006/06/06

マサトク

2
ようやく読めた。大久保町シリーズよりはスラップスティックよりか。まあなんというか、「また阿呆なものを作りましたね」と黒髪の乙女に言われるような短篇集だなあ。人生において何らの役には多々なさそうであります。でも楽しい。よい。2014/03/30

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