• ポイントキャンペーン

ハヤカワ文庫
クリスタルサイレンス〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 359p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150308247
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

西暦2071年、テラフォーミングが進みつつある火星の北極冠で、高等生物と思われる死骸が発掘された。地球外知的生命の遺物である可能性に、生命考古学者のアスカイ・サヤは火星へ向かう。だがそこは、開発先進国と後発国の緊張が高まり、謎の疫病が蔓延する危険な世界だった。採氷基地での調査を開始したサヤら学術調査団にも、何者かの攻撃が加えられる…超大作『ハイドゥナン』の著者による記念すべきデビュー長篇。

著者等紹介

藤崎慎吾[フジサキシンゴ]
1962年東京都生まれ。米メリーランド大学海洋・河口部環境科学専攻修士課程修了。科学雑誌の編集者・記者、映像ソフトプロデューサーなどを経て、1999年に『クリスタルサイレンス』で作家デビュー。「ベストSF1999」国内篇第1位を獲得。新時代の本格SFを担う書き手として期待を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムー

5
火星での先進国と後発国の争いやウィルスとの闘いは近未来への興味をそそる題材だと思う。前半は専門用語が多く入っていけなかったが終わりあたりから面白くなってきた。下巻期待だな。2021/01/13

東森久利斗

2
火星に手が届きそう。テラフォーミングも決して夢物語ではない。ナノから宇宙工学まで、学術的に立証、実証されているような最先端のテクノロジーと理論が満載。サスペンス的な娯楽要素が小難しい内容をリカバリー。もいつの日か夢が叶う、現実となる日がやって来る。孫の孫の代だろうか?2020/03/25

深海魚

2
ハードSFとのことだけど、めちゃくちゃ読みやすい。しかしこれ、SFの衣を借りた「ヒロイン・ヒーロー・悪役」のベタなロマンス小説なんじゃないかとも思える。この勢いで下巻へ。2013/05/14

kuma-kichi

1
ちょっと説明が多いか。いろいろ詰め込んだ感じで、もう一つ整理されていない。うーむ、と思いつつ下巻へ。2018/08/09

bluemint

1
まだ謎が提示されただけ。話がなかなか進まず集中できない。クリスタルフラワーや貝塚(?)の謎は合理的に説明してくれるんだろうか?2017/11/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/447100
  • ご注意事項