内容説明
獅子心皇帝アキレウスほか重臣たちの前で、グインとシルヴィアは婚礼を挙げ、グインは、皇帝よりケイロニア王・大元帥の称号を授けられる。そのころパロのカリナエ宮では、ヴァレリウス以下ナリスの反乱にくみする主だったものたちが、はじめて一堂に会し、決意を新たにしていた。一方、武力でトーラスを制圧したイシュトヴァーンだったが、思うようにユラニアへの帰還を果たせずに、日々いらだちをつのらせるのだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
164
★超大作（公式表現：未曾有の大河ロマン）『グイン・サーガ』シリーズ全179巻完読プロジェクト（ギネスに挑戦！） https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝70巻（90/179）、漸く50％を超えました。21世紀のグイン・サーガ突入です。 今巻は、表紙も中身も豹頭王でした🐆 しかし、イシュトヴァーンとアムネリスの関係が、ここまで悪化しているとは･･･ 続いて、正伝71巻へ。2022/07/26
nonたん
29
70巻！ケイロニア王・大元帥 グイン！マルーク・グイン！日宝冠がちゃんと被れて良かったよ〜。豹の旦那、王様だよ〜。パロはいよいよ決起の日取りを決めた！バカチンは、もうどうしようもない事になっていますな。ミロク教徒は、何か今後の展開に絡んで来るのかなぁ。2012/02/07
瀧ながれ
23
しっかりとした体格の、といってもそろそろ老境に入るケイロニア皇帝アキレウスの後ろに、たくましい身体とうつくしい豹頭を持つ生ける守護神グイン、という構図は、生で見たい！と思います。とてもすばらしい光景なのだろうなあ。ケイロニア、いいなあ。でも、グイン王はあきらかにシルヴィア王妃をもて余してますなあ。「愛らしいと思う」けど、生活をともにできるかどうかは別だよなあ。パロではナリスを旗印にした反乱がいよいよ現実味を帯びて、ゴーラ王となったイシュトヴァーンは孤独感を強めて冷静さを失いつつある。どこもかしこも、不穏。2015/11/03
きーみん
19
豹頭王の誕生のはずなのに（いや、誕生したけど）、ヴァレさんガンバる！の巻か？と思いきや、イシュト鬼畜の巻だった。。。この子も犠牲になっちゃうのかなぁ。。2011/02/28
コロチャイ
18
とうとう70巻まで読了した。グインが正常に結ばれ初夜を迎えるとは、想像を絶した感があった。やはり人間なんだど安心した。この巻は珍しくナリス、イシュトと三人三様で崖っぷち立たされた感があるが、イシュトヴァーンとかメロンはどのような関係なるのか興味深い。2023/09/01
