内容説明
あたしは突然、おばあちゃんの家に住むことになった。ずっと母さんと二人、おばあちゃんから逃げるために、オーストラリアの僻地を転々と暮らしてきたというのに。自分を魔女だと信じる邪悪なおばあちゃん。その家で、ある日偶然開けた扉は、季節も時間も反対の見知らぬ街につづいていた―シドニーとNYを舞台に、思春期の友情、異文化との出会い、そして親子の愛について豊かに描きだすモダン・ファンタジイ三部作開幕篇。
著者等紹介
ラーバレスティア,ジャスティーン[ラーバレスティア,ジャスティーン][Larbalestier,Justine]
オーストラリアのシドニーに生まれ育つ。1992年から書評やエッセイを発表、2002年にはSF評論The Battle of the Sexes in Science Fictionでヒューゴー賞候補となった。創作では2001年の“The Cruel Brother”を皮切りに、SF・ファンタジイ雑誌に短篇を多数発表。2005年に発表した『あたしと魔女の扉』は初の長篇ながら、アンドレ・ノートン賞を受賞、オーリアリス賞ヤングアダルト部門、ディトマー賞SF・ファンタジイ部門の候補に挙げられた。現在はSF・ヤングアダルト作家の夫スコット・ウエスターフェルドとともに、NYとシドニーを中心に生活している
大谷真弓[オオタニマユミ]
1970年生、愛知県立大学外国語学部フランス学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
はる
ねこ
アデル
パ