ハヤカワ文庫
あたしと魔女の扉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 383p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150204792
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

あたしは突然、おばあちゃんの家に住むことになった。ずっと母さんと二人、おばあちゃんから逃げるために、オーストラリアの僻地を転々と暮らしてきたというのに。自分を魔女だと信じる邪悪なおばあちゃん。その家で、ある日偶然開けた扉は、季節も時間も反対の見知らぬ街につづいていた―シドニーとNYを舞台に、思春期の友情、異文化との出会い、そして親子の愛について豊かに描きだすモダン・ファンタジイ三部作開幕篇。

著者等紹介

ラーバレスティア,ジャスティーン[ラーバレスティア,ジャスティーン][Larbalestier,Justine]
オーストラリアのシドニーに生まれ育つ。1992年から書評やエッセイを発表、2002年にはSF評論The Battle of the Sexes in Science Fictionでヒューゴー賞候補となった。創作では2001年の“The Cruel Brother”を皮切りに、SF・ファンタジイ雑誌に短篇を多数発表。2005年に発表した『あたしと魔女の扉』は初の長篇ながら、アンドレ・ノートン賞を受賞、オーリアリス賞ヤングアダルト部門、ディトマー賞SF・ファンタジイ部門の候補に挙げられた。現在はSF・ヤングアダルト作家の夫スコット・ウエスターフェルドとともに、NYとシドニーを中心に生活している

大谷真弓[オオタニマユミ]
1970年生、愛知県立大学外国語学部フランス学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

8
幼い頃から祖母は悪い魔女だと言い聞かされて育ったリーズンですが、母親が精神を病んで入院したので祖母の家があるシドニーで一緒に暮らすことになりましたが・・。シリーズ第1弾。ファンタジー小説では夢見がちな子供が主人公というのが王道だと思いますが、この物語では現実的な考え方をする少女が主人公。魔力を持っているというだけで、その力を使っても使わなくても待ちかまえている未来は破滅への道のようにしか思えない。リーズンがこれまでとは違う新たな未来を見つけることができるのか続編が楽しみです。★★★2010/11/03

はる

7
図書館本。ある時期わたしの母親もとても悪い魔女だった!娘にとっては必ずそんな時があるはず。あちら側から見てもきっと。そのうえ年齢の近すぎる祖母、母、そしてあたし。勢いの良さは好きだけれどちょっと恥ずかしい。2017/07/11

ねこ

4
賞を受賞するなど評価が高い本なのだけれど、残念、わたしには合わなかった。2019/09/12

アデル

2
予想以上に面白かった。続きが気になって、読み終わる前に、2部作、3部作まで注文してしまいました。内容は、中高生向けの軽めなファンタジーです。でも、大人でも十分楽しめると思います。2015/08/02

1
数学の才能と魔法のリンクが面白かったが謎は謎……2022/10/29

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