内容説明
女王の死に至る病の進行を止めるべく、教母セフレーニアが使った術の代償として、聖騎士たちは次次に生命力を消耗し斃れてゆく。そればかりかエレニア国を意のままにせんとする司教の謀略が間断なく襲いかかり、聖騎士団は虐殺者の汚名を着せられかける。この陰謀を辛くも防いだ聖騎士スパーホークは、女王の治療法を探すべくセフレーニアや四騎士団の精鋭らと旅に出た。だがその矢先、さらに大きな敵の存在が判明する。
著者等紹介
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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タッキー
10
第二巻ではいよいよ女王の病を救うための旅が本格化。しつこい敵を撒きながらの冒険が続いて読んでいて次に何が起こるか、ワクワクしました。剣と魔法が融合したヨーロッパ中世的な世界観もよく、ますます3巻以降の冒険が楽しみです!2021/08/28
ぎんた
0
毒殺されかかっている女王を救うため駆け回る騎士団。登場人物がどうもベルガリアードと重なってしまって、もうそういうもんだと思って読むことにする。少しずつ面白くなりそうにはなっているんだけど、何かがちょっと物足りない、期待しすぎ??でも読み進める。2015/11/16
nas
0
この巻で登場人物が増えて、楽しくなってきた。登場人物の多さからくるボリューム感は良いよね、好きなキャラも増えるし。1巻からのキャラクターも段々性格とかを掴めてきたし。ヴァニオン良いなー。この人の愛の描写って凄い好きなのよね。エレニア記はじまってきたわ 2007/07/03
栗淳
0
★★★★☆やっと本題が始まりましたねー。読んでいるとベルガリと同じようなメンバーですね。エランドがフルートみたいだったり、セフレーニアがポルおばさんみたいだったり。似通っているとこがある気がする。ベーリオンを探すのも珠を捜しに行くのに似ている。だからといってまったく同じというわけではないので続きが楽しみです。2014/05/13
きゆり
0
ゼモックやアザシュはモルドールやサウロンみたいだし、ベーリオンは指輪っぽいし、指輪物語を思い出すのは私だけ?旅の仲間もいるし…さしずめセフレーニアはガンダルフ2014/01/21