ハヤカワ文庫
眠れる女王―エレニア記〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150204181
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

太古の昔、孤独なトロールが群青色の宝石を見つけ、薔薇の花の形に磨きあげた。石は神々の加護を受け、絶大な力をそなえた―そして今、王家の擁護者である聖騎士スパーホークが流刑を解かれエレニアに戻った。故国では司教の陰謀により、若き女王が死の病に倒れていた。病の進行を止めるべく聖騎士団と教母は女王をクリスタルの中に眠らせたが、その術を保つための犠牲は大きかった…剣戟と策謀の傑作シリーズ開幕。

著者等紹介

嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タッキー

13
謎の病に倒れた女王を救うために騎士が剣と魔法を武器に仲間と一緒に旅に出る。そしてそれを阻む明確な敵がいる。まさに鉄板のストーリー。全6作の第1作目。冒頭から切れ味良い会話のやり取りで、ワクワクしました。でもこの巻は、まだまだ序章という印象で、女王の病とは異なるところで、あれこれと物語が動いている印象。次巻以降が楽しみです。2021/08/19

モヒート

4
再読。奸臣らの罠によって倒れた若き女王を救うべく、伝説の宝珠ベーリオンを求めて旅立つ騎士の物語。話自体は非常にオーソドックスだけど、主役の騎士スパーホークが少年や若者ではなく、いい年(でも私より年下だが(^_^;))に足ツッコミかけてる世代ってのが何だか新鮮。2015/06/07

よきかな

4
再読。中年騎士スパーホークの冒険物語。登場人物の軽妙な掛け合いが何度読んでも楽しい。いい年になってるのに小さき母上の言葉には逆らえないおっさんたち。2014/04/24

kazunorie

3
エディングス再読破中。あまりに久しぶりすぎて、ほとんど初読に近い。一粒で二度おいしい? ただ、愛馬ファランとスパーホークのやり取りがむっちゃ楽しいのは覚えていた。賢い馬って本当にいるらしいのね。ま、ここまでとは思わんが。勿論愛馬との会話だけでなく、仲間達の会話も非常に楽しめる作家さんです。2014/09/11

2
この作者の他の作品ベリガリアード物語の濃密な世界観を期待して読んでみたら、うーん、ちょっと平易になっている。なので結局読むのをやめてしまったベリガリアード物語に比べればすらすらと読めた。騎士やら陰謀やらなかなか面白そうな単語はヒットしているのだが、いかせん序盤で世界観も掴み切れていないので、これから面白くなるかは未知数といったところ。騎士と泥棒と魔術師?のような人たちと、魅力的な部分は確かにあるんだけど…。続きに期待します。2012/03/16

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