内容説明
嵐の中、エバウ・ダーの城門で、エギアニンとマットの一行はショーンチャン衛兵の誰何を受けた。通常であれば“ルサールの血族”の行動に不審の念をいだく者などいない。だが、三人の女奴隷を連れているとなると話は別だ。そのとき、街じゅうで警鐘が鳴りはじめた。火の玉が大地を揺るがし、稲妻が暗黒の空を引き裂く。大混乱の中、一行は城外へと脱出した―マットの鞍に“水晶の玉座”の継承者トゥオン王女を乗せて。
著者等紹介
斉藤伯好[サイトウハクコウ]
1935年生、明治大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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AR読書記録
3
新しい部の始まりでは、ある程度、世界各地の様子が描かれる。これが物語に厚みを加えているというべきか、もうこれ以上、重要なんかそうでないんかようわからん登場人物、局面を増やさんといてくれーといううんざり感を助長しているというべきか。風呂敷はちゃんとたたんでくれよ!2015/01/31
hirabat
0
色々な「ひき」の強さから言うと、マットが最強の〈歴史の織り人〉じゃあるまいか。2012/04/29
いちみ
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感想: http://blog.livedoor.jp/ichimi_10/archives/13365543.html 2005/01/27