内容説明
魔法使いクロサハンプが予言した“迫りくる悪”の正体は、昆虫型生物〈装甲人〉だった。恐るべき魔術を発見した彼らは、昔から敵対関係にあった動物の国に総攻撃をしかけようとしていたのだ!動物の国全土に檄を飛ばしたジョン・トム一行は、さらなる援軍を求め、地下の川を下る危険なルートを通って伝説の〈織人〉の国へと向かった。はたして彼らは無事に〈織人〉の国にたどりつけるのか。ユーモア・シリーズ第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
5
予言に現れたおぞましき装甲人たちとの戦いのなか、失われたタリーの命への悔いと憤りを、中3だった私も一緒に心を震わせてたっけなぁ。彼女がいまわの際に残した、いつか自分で自分の道を選ぶときが来る、って言う台詞がすごく心に残ってました。最後までついてきてくれたマッジも、やっと報われたファラミーザーやポグのことも、大好きでした。次に帰省したら、三巻目を読み直そう2014/03/04
ender-san
1
エピソード的にはこれが一番大きな話なので、以降の巻はやはり迫力に欠ける。反面、1巻のような軽いノリで全編楽しめるのは3以降かな。
金木犀
0
FT187 199311初版 スペルシンガー・サーガ2