ハヤカワ文庫SF<br> 死の鳥

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ハヤカワ文庫SF
死の鳥

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150120856
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

華麗な技巧・文体で知られるエリスンの、ヒューゴー賞&ネビュラ賞受賞作をはじめ、代表作を精選した待望の日本オリジナル短篇集

ハーラン・エリスン[エリスン ハーラン]

伊藤 典夫[イトウ ノリオ]

内容説明

25万年の眠りののち、病み衰えた惑星“地球”によみがえった男の数奇な運命を描き、ヒューゴー賞/ローカス賞に輝いた表題作「死の鳥」、コンピュータ内部に閉じこめられた男女の驚異の物語―「おれには口がない、それでもおれは叫ぶ」、初期の代表作「「悔い改めよ、ハーレクィン!」とチクタクマンはいった」など、半世紀にわたり、アメリカSF界に君臨するレジェンドの、代表作10篇を収録した日本オリジナル傑作選。

著者等紹介

エリスン,ハーラン[エリスン,ハーラン] [Ellison,Harlan]
1934年、オハイオ州生まれ。10代後半からSFに興味をもつ。1956年インフィニティ誌に短篇が掲載されたのを皮切りに多数の作品を発表、全作書き下ろしの巨大アンソロジー『危険なヴィジョン』(1967)を編纂して、アメリカSF界を代表する存在となった。作家としてばかりでなく、批評家・TV番組のシナリオライターとしても活躍

伊藤典夫[イトウノリオ]
1942年生、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

403
噂のハーラン・エリスンを初読。それにしても凄まじいばかりの受賞歴だ。ヒューゴー賞が8回、ネビュラ賞が4回、そしてロータス賞がなんと12回。こんな作家はまずいないだろう。プロからもアマニからも絶大な支持を受けている。本書は表題作を含めて10の短篇から構成されている。いずれも一応はSFといえばそうなのだが、通常イメージするそれとは幾分イメージを異にする。作家自身はSFではなく、ファンタジーと称しているようだが、たしかに広義のファンタジーだろう。ただし、いずれもが現代社会における先端の苦汁を内包している。2018/05/16

sin

128
SFの不良エリスン!SFといえば科学…夢はあるが理屈っぽいオタク少年という感じだった…その70年代も終りに初めて彼の作品に触れた時…スタイリッシュな内容とクールな文体に痺れた。叫ぶ!殴る!そして読者に媚びることがない、そんなエリスンがここに帰ってきた。だがしかし当時のSF界を知らない現代の読者たちはこの世界に触れてどう感じるだろう?もはや古典と言って過言ではない作品の数々が彼らの琴線に触れることを願うばかりである。「ジェフティは五つ」のノスタルジーは意外だが、これこそ今の気持ちを代弁するものかもしれない。2016/09/07

HANA

79
全編に漂うひりつくようなイメージが堪らない短編集。中には抽象的すぎて自分の理解を超える作品も多かったが、ストーリーを追えるものの中には自分のストライクゾーンに見事にハマるものが多い事多い事。特に「ジェフティは五つ 」は郷愁と哀切に満ち溢れていて大好き。現代の御伽噺的な「ソフト・モンキー」も某神話を思わせる「鞭打たれた~」も未来の地獄を描いた「おれには口がない~」も、自分にとってあまり馴染のないSFの面白さを教え込んでくれる出来であった。表題作と「ランゲルハンス島沖~」は実験的すぎて理解の外だったけど……。2016/11/01

miri

74
1960、70年代初出のハーラン・エリスンの短編集。どの作品も広大な想像力、暴力と狂気の合わせ技で彩られています。どれもすんなりと理解が及ぶものではないですが、選ぶとしたら表題作の「死の鳥」ハーラン・エリスンはアメリカの作家ですが、キリスト教の神の概念と東洋的な輪廻の概念が混ざり合った内容は、どこからかお叱りを受けそうな危うさを孕んでいる振りきれた一編。宇宙人すらも登場。一つの解釈の仕方として絞り出したのだろうか、謎です。面白いけど…w2020/12/15

ゆかーん

71
男性のためのSF10篇という感じでした(笑)仕事に遅刻する部下を叱咤する「悔い改めよ、ハーレクィン! 」。スロットマシーンの女に依存する「プリティ・マギー・マネーアイズ」。AI内部に閉じ込めれらた人間たちが、本能のままに支配される「おれには口がない、それでもおれは叫ぶ」など、仕事、金、女、など、男性の本質が数多でした。表題作の「死の鳥」に期待していたのですが、解釈が一番難しく残念な気持ちになりました。神について、地球について、漠然と語られる言葉の連なりに、圧倒されてしまったというのが正直な感想です。2017/09/06

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