内容説明
“愛の本”という別名を持つセルジオ・パーセラーとその恋人シルヴィア・デミスターは、アフィリカーの手を逃れてボルネオ島にやってきた。ロワ・ダントンと接触するためだ。ローダンの息子はそこに潜んで、免疫保持者のグルーブ“善良隣人機構”を組織していたのである。ダントンのもとにたどりついたセルジオは、ローダンと遠征船“ソル”の運命を語りはじめる。アフィリー政府に追放された人々がくだした決断とは…。
著者等紹介
渡辺広佐[ワタナベヒロスケ]
1950年生、中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スターライト
3
後半のダールトン作品は、ちょっと手を抜きすぎ。送信範囲の狭いテレカムを使うなんて、間抜けすぎだろ。相手から受領確認がこないのを不審に思いながら、情報を送信し続けばれるとはお粗末。ダールトンじいさん、耄碌していたのか?2010/07/25
キャッスルロック
2
本書が発売されたのは2008年の9月。シリーズ初の月2冊の発売でもあったけど、現在は月2冊が通例で、この結果ローダン・シリーズを読んではいるけど、巻数に追い付くことを諦めざるを得なくなったんだな~などと思いながらも、私は352巻目を読むのであった…。2020/02/07
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
2
珍しくローダンのことを伝聞で聞くことになる息子ダントン。こうして、人類は二つに分かれ、更に二つに分かれることに…ここまで分裂して物語が進むのは、ローダン始まって以来かもなぁ2010/07/12
黒猫トム
1
再読。 コンセプトのあたりまで先読みしちゃってからの再読は地獄ね。 善良隣人機構がOGNなのは、日本放送協会がJABじゃなくNHKなのと同じで、ドイツ語由来だからなので仕方ない。でも英語でもOGNになるんじゃないの?‥‥はっ!そうか。 つらい再読になりそうだけど、しばらくおさらいしよう斜め読みで!2021/06/01
鐵太郎
1
あとがきにかえては渡辺広佐さん。今回は1ページしかない。短いよ。(笑)ヤマモモは通の味、だってさ。ほっほう。2008/11/13