ハヤカワ文庫
“メブレコ”の叛乱―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈349〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150116705
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

USOスペシャリストのシュルツは、メド惑星タフンからグライコ人のクロイターファールンを連れだすことに成功した。だが、ほかのグライコ人に平和的ではない銀河の現状が伝わると、公会議の結束に危機が生じると考えたホトレノル=タアクは、レティクロンにクロイターファールンを見つけだして殺せと命じた。レティクロンがグライコ人を探しはじめたと知ったアトランは、公会議に対抗するべく、非情な計画を企てたが…。

著者等紹介

林啓子[ハヤシケイコ]
獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒、外資系メーカー勤務、通訳・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

2
前半の話はともかく、後半のガイドの存在はいくつかサイクルの先に改めて登場しそうだけど、その時まで覚えているのだろうか。US0と言えばスパイ組織が元だろうから、非情なのは当然だけど、それを自慢げに説明するアトランはちょっと…2010/07/08

キャッスルロック

1
表題作の他「人類の利益」を収録したローダン・シリーズ第349巻。ローダンの政策や行動にに対して疑問を持つグループの前に”ユートピアへ連れて行こう”というエイリアンが出現。そのエイリアンの言われるままその星へ赴き、そこそこ平和を取り戻したかに思えた矢先にグループに起きた出来事を描いた表題作がシリーズ久々のヒット作。 こういうことが(たまに)あるからローダン・シリーズはなかなかやめられないんだよな~と思いながら、私は350巻目を読むのであった・・・。 2019/11/03

スターライト

1
本書全体のモチーフは、「平和の希求」だろう。しかし、前半のエピソードはあまりに救いがなく、アトランとUSOの論理にはとてもついていけない。後半に出てきたガイドは、神秘的な生命体だが、多分もう出てこないだろうなあ。2010/06/03

llll'

0
2011/03/21

鐵太郎

0
あとがきにかえては、林啓子さん。10ヶ月ぶりのローダン担当だそうです。その間に、同じ秘書職ながら転職をされたとか。新しい職場でのエキサイティングな日々を楽しそうに書いています。むろん、楽じゃなかったでしょうけど、前向きに生きている人っていいなぁ。USOスペシャリストのシュルツ少佐に、精神だけの存在となったタコ・カクタが乗り移る場面があるのです。乗り移られるとそのミュータントの能力が得られるため、シュルツ少佐もテレポートができる。羨ましい、と言います。やっぱり、通勤時間が嫌なようですねぇ。なるほど。(笑)2008/10/04

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