内容説明
提督に昇進したトロナル・カソムはローダンから特別任務を託された。第11攻撃戦隊をひきいてメールストローム中心のいわゆる“臍の緒”に進出し、徹底的な科学調査を実施しようというのである。テラをスタートした戦隊はリニア飛行で臍の緒に向かった。だが、やがてリニア空間に不気味な“黄金の糸”が出現し、戦隊は航行困難におちいってしまう。やむなく戦隊は通常空間に復帰するが、そこにも黄金の糸が充満していた。
著者等紹介
渡辺広佐[ワタナベヒロスケ]
1950年生、中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
5
ローダンシリーズでも屈指の宇宙艦隊戦ですが、もっと艦隊戦盛り上がりそうなのにダメなのは、週刊連載の限界なのかなぁ。2010/06/27
黒猫トム
1
超弦理論が知られるより早く宇宙の金の糸が描かれていた(違う)というわけで怪しい絨毯の話と、エイリアンクイーン(プローンの女王)の話。 ロルヴィクとタッチャーの話がクセが強すぎて本題が頭に入ってこんのよ。 この二人についてはアフィリーサイクル先読みしたこと後悔したわ〜2021/03/17
スターライト
1
三万隻対二万隻の戦闘艦同士の大宇宙戦が圧巻。さしものローダンも事態を打開できず、ミュータントを投入するも優位に立てない。また、昆虫型知性体についての説明が興味深い。2010/06/01
llll'
0
2011/03/19
鐵太郎
0
あとがきにかえて は、渡辺広佐さん。JR八高線で越生(おごせ)に行ったそうです。高麗川(こまがわ)から先は今も電化されておらず、ディーゼル車が走っているのだそうな。そこで、なんとそこに「山吹の里」があることを始めて知ったのだそうです。そう、太田道灌の。落語だと江戸城のそば、牛込のあたりなのだと言っているのですが、実はこんな遠くにあったそうな。(笑)2008/06/14