ハヤカワ文庫<br> 反逆者の月

ハヤカワ文庫
反逆者の月

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  • サイズ 文庫判/ページ数 495p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150116019
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

人類が月だと思っていたのは、実は巨大な宇宙戦艦だった!5万年前に発生した反乱により、やむなく太陽系にとどまることになった戦列艦は、月を破壊し入れ替わったのだ。艦内はまったくの無人。総員退艦した乗員たちは二派に分かれて、地球で戦いつづけている。だが今、怖るべき敵の襲来を告げる通信を受信した艦載コンピュータのダハクは、現状打開のため、月を探査中のマッキンタイア少佐を捕獲し、驚くべき提案をする。

著者等紹介

ウェーバー,デイヴィッド[ウェーバー,デイヴィッド][Weber,David]
オハイオ州クリーヴランドの出身で、現在はサウスカロライナ州のグリーンズヴィル在住。大学時代の専攻は歴史で、特に軍事史に興味があるという。1990年に、やはりミリタリイSF作家であるスティーヴ・ホワイトとの合作Insurrectionでデビュー。翌1991年に『反逆者の月』でソロ・デビューを果たす。『反逆者の月』ならびに“オナー・ハリントン”シリーズにより、ミリタリイSFの旗手として高い評価を受けている

中村仁美[ナカムラヒトミ]
東京大学文学部卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宇宙猫

20
★★★ 91年に出版されたにも関わらず古びてないのは凄いけど、割とありきたりな内容。ふつうに面白かったけど読むのに時間が掛かった。続きを読むかは微妙。2024/01/06

sunbuta

4
ダハクが非常に気に入ってしまった…自我に目覚めたコンピュータ、かわええ…(かわえぇたって、パワー的にはとんでもない代物だったりするけどね。)2011/11/16

内間悠介

3
実は月は古代から残された戦艦であった!という所から始まり、どんな作品になるかと思えば、とても人間賛歌。友情・愛情とが強く描かれ、カタルシス的な部分でも非常に楽しめました。戦艦のメインコンピューターが主人公と触れ合って徐々に人間味を増していくのも楽しめました。出番がちょっと少なめだったのが残念。続きを早速読みたくなる本でした。2013/11/28

The lost FRIGATE

3
《★★★☆☆》月は巨大な宇宙戦艦だった!の煽りにのせられ読みました。ダハクがすごく好きなんですが、ほとんど出番なし。もっと色々帝国兵器とか期待してましたが設定上今回は色々物足りない感じです、まぁ三部作と言うことなので続刊に期待。2012/04/12

じょえる

3
月が宇宙船で、しかも何万年も艦長を孤独に待ってるなんて、うう。こういうの好き。しかし今更ながら自分のツボに気づくという。著者が影響を受けた作家がハインラインとキース・ローマーとあって、納得。2人とも愛してる。2012/02/03

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