内容説明
21世紀後半、急速に進化したAIはついに、“特異点”を突破、超知性体“後人類”へと変貌をとげて、人類に反旗をひるがえし、“強制昇天”と呼ばれる大戦争を巻き起こした。それから300年、生き残った人類は、後人類たちが残した超科学技術の産物をサルベージしながら、文明を再建しはじめていた。そしていま、ルシンダ・カーライル率いる実戦考古学調査隊は、ワームホール・ゲートを通じて惑星エウリュディケに到達したが…。
著者等紹介
マクラウド,ケン[マクラウド,ケン][MacLeod,Ken]
1954年、スコットランド生まれ。グラスゴー大学で動物学の学士号を取得して1976年に卒業。コンピュータ・プログラマとして働きながら、さらにブルネル大学で生体力学の修士号を得た。1995年に長篇The Star Fractionでデビュー。人類の宇宙進出を壮大なスケールで描き、アーサー・C・クラーク賞ノミネート及びプロメテウス賞受賞という高い評価を得る。翌年発表した第2作のThe Stone Canalでも再びプロメテウス賞を受賞。また1999年発表の第4作The Sky Roadは、英国SF協会賞を受賞した。中短篇でも、2001年発表の「人類戦線」はサイドワイズ賞短篇部門を受賞し、今年の星雲賞にも選ばれた
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あぶらや
古家深一郎
saladin
すけきよ
いちはじめ