内容説明
「きみが捜査局長?」ブルーノは愕然とした。太陽をめぐるリング・コラプシターでの殺人現場の指揮をとるため現われたのは、左目にVRモノクルを付け、学校の制服のようなものを着た、まだ幼い少女だったからだ…マイクロ・ブラックホールをグリッド状に配置し安定させた超光速伝導物質コラプシウムの発明者ブルーノ・デ・トワジが、仲間とともに太陽系女王国で次々に起こる、コラプシウムがらみの難事件を解決する。
著者等紹介
マッカーシイ,ウィル[マッカーシイ,ウィル][McCarthy,Wil]
本名ウィリアム・テレンス・マッカーシイ。1966年アメリカ、ニュージャージイ州の生まれ。コロラド大学で宇宙工学を学ぶ。1988年に卒業後、ソフトウェア・エンジニアとして、ロッキード・マーティン社で、タイタン・ロケットの打ち上げガイダンス・システムなどにたずさわる。1994年、『アグレッサー・シックス』でSF界にデビュー。確かな科学知識に裏打ちされた傑作ミリタリーSFと絶賛される。以後、つぎつぎに野心作を発表し、現代アメリカSFの中核を担う作家のひとりとして、高い評価を受けている。『コラプシウム』は、ハードSFとスペース・オペラを見事に融合させた傑作として評判を呼び、2002年度のネビュラ賞にノミネートされた
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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