ハヤカワ文庫
デューンへの道 公家(ハウス)コリノ〈3〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 381p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150114879
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ロンバール・ヴェルニウスは、故郷イックスに戦闘ポッドで潜入することに成功した。ついに故郷奪還の戦いを開始するのだ。ランドスラードの帝国宮廷にいるジェシカは、レトの赤ん坊の出産を目前にしていた。レトは親友ロンバールのためアトレイデ公家の兵士を総動員して出撃させる。いっぽう、皇帝シャッダムは恐るべき計画をおしすすめようとしていたが…『デューン 砂の惑星』の前史を描く、壮大な未来叙事詩の完結篇。

著者等紹介

矢野徹[ヤノテツ]
1923年生、1943年中央大学法学部卒、作家、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

5
最終巻となる本書は、公爵レトによる大胆な作戦とそれをかいくぐりうごめく者たちがいりみだれ、まさに怒涛の展開。全ては収まるところに収まり、まずは大団円を迎える。しかし、フランク・ハーバートの『砂の惑星』の時代にたどりつくにはまだ時間があるようだ。というのも、アトレイデ家が砂漠の惑星アラキスに移封されるいきさつがまだ語られていないからだ。作者らにはまだ未訳のデューンものがあるので、おそらくそこで展開されているのだろう。訳者の矢野氏亡き今、続篇の邦訳は難しいのだろうなあ。残念。2012/04/19

宇宙猫

3
★★★★★

ヴィオラ

3
父ハーバート17冊、息子ハーバート9冊、合計26冊の長い「デューンの旅」も、これで終了。父子どちらのデューンも楽しかったです(^_^)未来(父デューン)を知ってるから、サスペンス度は低くなっちゃうけど、それでもドキドキしながら読めたのは、作者の腕かしら?最初はどうかと思ったけど、息子デューンから読みはじめるのもアリかもしれません。2012/01/28

Yoshihiro Kikuyama

2
そして、F.ハーバートのデューンへと続く。矢野先生最後の訳本、楽しませてもらいました。死後、メモから構築されたとはいえ遜色ないと思えるのは、訳者のおかげか。2023/01/11

goldius

1
集団になると人間がどれほど愚かなものになりうるかは、驚くべきものだ。特に、人民が疑問を持つことなく指導者に従うときには、だ。すべての国家は、抽象概念である2007/08/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/33899
  • ご注意事項