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ハヤカワ文庫
ファウンデーションの勝利〈上〉―新・銀河帝国興亡史〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 305p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150114824
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

辺境惑星ターミナスにファウンデーションが設置されるのが確実となった。これまで計画を推進してきたハリ・セルダンはその役目をすべて終え、退屈な日々を過ごしていた。だがそんなセルダンの前に、混沌世界の謎にせまる数式を発見したという男が現われ、数式を証明する旅への同行を求める。無聊を慰めるささやかな旅のつもりのセルダンだったが、その行く手には全銀河を揺るがしかねない恐るべき事件が待ち受けていた。

著者等紹介

ブリン,デイヴィッド[ブリン,デイヴィッド][Brin,David]
1950年南カリフォルニア生まれ。カリフォルニア大学サンディエゴ校で天体物理学の博士号を取得。1980年のデビュー作『サンダイバー』と、1983年発表の『スタータイド・ライジング』(ヒューゴー/ネビュラ/ローカス賞を受賞)、1987年の『知性化戦争』(ヒューゴー/ローカス賞を受賞)からなる“知性化”三部作は、ハードSFとスペース・オペラの世界観を融合した傑作として高く評価されている

矢口悟[ヤグチサトル]
1968年生、1994年東京外国語大学ロシヤ語学科卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

3
新・続編最終巻はセルダン最晩年の時期に焦点を当てる。分子運動の数値化という統計操作から生まれた心理歴史学は長期スパンの人間の集団行動に適用され、ランダムさからパターンを見出すことで遠い未来までの予測を可能にした。それは数値で構成されるランダムさをベースにし、そこにも現われない「混沌」を排除して可能だった。セルダン最後の冒険は、人類のみの物語世界で別の進化を遂げた生物の化石の存在等の混沌の発見報告から始まる。彼の冒険の軌跡も非線形的に二転三転する中で、読者もアシモフ作品のモザイクのような本作の細部を彷徨う。2018/12/05

ALBA

0
まさに意外な展開。意外過ぎかも。ロボットにとって人間は愛玩動物かって感じに見えてくる。とりあえず下巻でどうまとめるかを読むしかない…2014/01/15

ギンナイ

0
古本屋で100円だったからって買ってしまった。地雷とわかっていたのに。 そもそも、霊廟用の映像を撮り終えたセルダンはよぼよぼで死にかけているはずなのになぜまた冒険に出かけるのか、なんでドゥースが生きているのか。原作の余韻もくそもなく、悶々とした気持ちになってしまった。やはりアシモフが書いた分だけで作品は完結ということにして、この作品のことは忘れよう。2013/12/30

uokumura

0
読んだつもりで読んでなかった。2009/04/21

y42sora

0
みんなターミナスに移動し、一人トランターに残ったハリ・セルダンのお話。全3巻に渡る複線の回収の時。2008/12/15

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