ハヤカワ文庫<br> シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉

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ハヤカワ文庫
シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150114633
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

エンダーをはじめとするバトル・スクールの子どもたちは、恐るべき異星人バガーとの戦いに勝利した。エンダーは宇宙へと旅立ち、そのほかの子どもたちはそれぞれの故郷、両親のもとへと戻り、幸せな人生を送れるはずだった。だが、戦争の天才である子どもたちを狙う魔手が迫っていたのだ。エンダーの部下だったアルメニア人のペトラ・アーカニアンも何者かに誘拐されてしまうが…『エンダーズ・シャドウ』待望の続篇。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Dai(ダイ)

16
スターウォーズの決着がついた直後、一転して地球上での権力争いに巻き込まれるビーンやピーター。あまり好きになれないピーターだが、ヘゲモン(覇王)になっていく過程でどう変化していくかが下巻の読みどころ。もちろん誘拐されたペトラの救出作戦も気になるところ。2019/12/24

Musa(ムサ)

10
エンダーのゲームを別視点から描いたシリーズ第二弾前編。今回はやがて人類を導く覇者へと成長するエンダーの兄ピーターを中心に話が進む、これまでのエンダー目線では憎ったらしい印象だけが目立ったピーターだったが、今作ではこれまで見せなかった繊細な面などが魅力的に描かれていてます。2022/06/21

どんまいシリル

6
ぺトラのメッセージを受け取り、命を懸けても友人を救おうと決意したビーンに、涙がでそうになった。「人が友のため命を捨てるほどの愛はない。」という讃美歌の意味が、すんなり収まった感じだ。追って追われてのスリリングな昂揚感があり、一気に読み上げ下巻へ。2016/03/23

shiman

6
再読。「ゲーム」での強烈なイメージと、その後のシリーズではそのご高名に妄想が膨らむばかりで実物は登場しなかったピーターもここではティーンな所が垣間見れる。ガードはその両親の口で家族について、信仰について語りまくっています。珍しく登場人物が掛け値ない幸福感を感じられるエピソードで、以下、波乱万丈続く、です。2014/01/27

海宇未悠(うみゅみゅ☆)

4
再読。『〜ゲーム』『〜シャドウ』と読んだら、止まらなくなった。やはりビーンが好きだ。でも、この物語はビーンだけの物語ではない。『エンダーのゲーム』のラストにおいて、バガー戦役の後、混乱の後に「覇王(ヘゲモン)」になったのが誰か、はっきりと書かれていたのだから。そう、これはピーターが覇王になるまでの物語。そしてその影にはビーンが居た、と言う物語。完結まで訳されていないのはわかっているけど、やはり小さなジュリアンの生きざまを追いかけずにはいられない。2014/01/15

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