ハヤカワ文庫
プランク・ゼロ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 472p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150114275
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キョウラン

9
西暦3600~5600年と聞くだけで結構ワクワクしてくるSFなんだけどやはりイメージしづらいというかちょっとしんどい。でもやっぱりワクワクするなあ。2000年後、3000年後に思いを馳せるのもなんというか誇大妄想狂というかwいやでもきっちり作りこんだハードSFなんで説得力ある感じに仕上がってる。「真空ダイヤグラム」も読んでみよう。2013/01/02

duzzmundo

8
やたらとスケールの大きい宇宙史の連作短編集。ジーリーと言う名の超知的文明。この本だけでは明らかにされないがジーリーは別の生命体と戦っているもよう。その中で人類は二度も別の種族に支配されながらも、やがてジーリーに次ぐ文明になるもよう。というのもこれ以外に長編が4冊、連作短編集がもう一冊あるようで、すべて読まないと全貌はわからないようです。はい。どちらか言えばハードSFは苦手ですが、すっかりジーリー・クロニクルに興味が湧いてきてしまったので、いずれ全部読もうと思います。2019/10/03

k16

5
20130619読了。 これはたまりません。 壮大なジーリーシリーズ長編を補完する年代順短編集前編。 第一部の「リゼール」は「虚空のリング」中でも描かれているリゼール誕生話の抜粋・・ 個人的にはシリーズ中でも重要なエピソードであるはずの「青方偏移」が読めたのでよかった。 そうボールダーのリング話。 でも物理や数学の話は難しい。勉強しておけばよかったよ。2013/06/19

サスケ

3
★★★★☆ ジーリークロニクルの短編を時系列順にまとめた短編集。 プランク・ゼロでは人類が勢力を得る過程での紆余曲折が描かれている。 これを読んでいると、誇らしさと物悲しさが同居する不思議な気持ちになる。 シルバーゴーストがやけに人間的な感じがするが、後々伏線があるのだろうか。 表紙の黒い模様はジーリーのナイトファイターだと今更ながら気が付いた。 原著一冊を本書と真空ダイアグラムの2冊に分けてあるので、続けて読みたい。2017/04/09

叡福寺清子

2
後半になるにつれ私の想像力が追いつかなくなった.プランク・ゼロに至ってはボーと読むしかなくなった自分の理系センスのなさが恨めしい.気分はレーテーである.「地球はテラフォーミングを受けた最初の惑星となった」は痺れた.あと「なんて日だ!!(P166)」には笑ったなぁ.2021/05/25

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