ハヤカワ文庫
90年代SF傑作選〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 507p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150113957
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ネビュラ賞とローカス賞を受賞したビッスンの諷刺SF、カナダを代表する作家ソウヤーによる、シャーロック・ホームズのパスティーシュSF、論理のアクロバットを駆使したオーストラリアの作家イーガンのハードSF、ナノテクとバレエをテーマに描くクレスの感動作…成熟を迎えた90年代SFを代表する作家の傑作中短篇のほか、各篇の解説や英語圏SFの受賞作リストなどの資料も充実させた、ファン必携のアンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

記憶喪失した男

11
「人間の血液を蠢く蛇」と「ルミナス」が面白かった。訳文がうまいのか、文章が上手な短編が多く、独創性や珍しさは少ないアンソロジーだった。2020/11/25

KUMYAM@ミステリーとSFF推し

4
フリーズナー『誕生日』、執筆動機が怒りだというのがわかるような気がする。クレス『ダンシング・オン・エア』、長編で読んでみたい。2020/12/17

tekka

2
前から読もうと思っていた、テリー・ビッスンの「マックたち」が読めたので大満足。しかし、ひたすら気持ち悪い短編ではある。2022/07/18

inugamix

2
ソウヤーのホームズもの(!)。血に蛇がいるかどうかが問われるという奇妙で小さなifが雪玉のように肥大しながら転がってゆく先にある世界。恒星間旅行で人体を管理する高度システムと暇を持て余した人が企てた超特大スケールの計画。バレエとナノテクと犬。おっと犬SFじゃないか!「ルミナス」と「理解」も入ってる。下巻豪華だった。2020/09/11

王天上

2
どの作品も読み応えがあるお腹いっぱいの一冊。「棺」の展開が見事。2017/04/05

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