内容説明
これからＳＦを読んでみたいけど何から読めばいいのか教えてほしい。もっとＳＦのことを知りたい。そんなご要望に、この本がお応えします！オールタイム・ベストや編集部のおすすめ作品紹介、年代別ＳＦ史、人気作家５０人が選ぶ文庫ＳＦマイ・ベスト５、対談などＳＦの醍醐味を味わうための情報を満載。『ＳＦハンドブック』の内容を全面改訂してお贈りするＳＦガイドブックの決定版。初心者も、熱烈なファンも必携です。
目次
オールタイム・ベスト
対談 ぼくたちは、こんなＳＦを読んできた
編集部のおすすめ作品
日本人作家が選ぶ文庫ＳＦマイ・ベスト５
年代別ＳＦ史
講座
用語小事典
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
98
自称“ＳＦ好き”だと自分では思っていたが、本書を開いてみると今までに読んだＳＦ本の少なさに愕然とした。この現実とのギャップは、何が起因しているのだろうかと自問する…… 思い当たるのは１つ。著名な作品は映像化されているということだ。つまり本を読む前に、ＴＶや映画館等で鑑賞してしまい、作品に対するイメージが出来てしまっているのだ。その状態から、新たにその本に手を出すことに無意識的に拒んでいるのではなかろうかと、でも映像と本では、受けるとるイメージの違いが確実に存在する。これを機会にもう少しＳＦ本も読もうと……2016/03/11
山田太郎
41
海外ものだけなんで、流し読み。それでもけっこう読みたい本がたくさんでてきたというかあらすじよんでるだけのほうが楽しい気もする。だからレムの架空書評とか大変好きです。日本でもやってくれないかな？筒井康隆なんかやりそうだけど、もう年齢が年齢だからな。2014/05/15
magurit
15
前の巻にない話もあってよかった……！2022/06/06
ntahima
13
兄は大学・大学院で理論物理を学んだ根っからの理系人間。そんな兄に勧められて初めて読んだハードSF。題名は忘れてしまったが相対性理論、量子論、数学は科学の言葉？？・・全く理解不可能だった。本好きを自認していた私は自尊心を守るため「ハードSFは文学じゃない」とこのジャンルを封印して来た。なのに何故かこの歳になって科学（勿論ポピュラーサイエンスだが）やハードSFに興味が出てきた。私の前には未読の小宇宙が広がる。オールタイム・ベストからゆっくり読んでいこう。2010/04/04
sibasiba
10
再読。目次に挙げられている読んだことあるタイトルに印付けたら11作しかない。我ながら名作古典の類を読んでない。『宇宙船ビーグル号』中断したままだなとかアスプリンの『銀河おさわがせ中隊』三作目までは読んだなとか続編の『ウェットウェア』読み逃してたが今から手はいるかなとか。オールタイム・ベストの著者紹介で存命表記の人達も『SFマガジン』で毎号のごとく追悼された群れに混じってしまった人の多いこと。2013/10/29
