内容説明
テラニア・シティ宇宙港に着陸したままの“マルコ・ポーロ”に乗員の一部がもどってきた。彼らは痴呆化放射の影響が弱まったことで、なかば知性を回復していた。これで免疫保有者の協力さえあれば、太陽系艦隊旗艦を二百の太陽の星に運んで戦列に復帰させられる…ローダンの留守をあずかるエラス・コロム＝カンはそう考え、インペリウム＝アルファとエドモンド・ポントナクの救済委員会に援助を要請し、行動を開始した。
著者等紹介
天沼春樹［アマヌマハルキ］
１９５３年生、１９８２年中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師。著書に『夢見る飛行船』他。訳書に『グリム・コレクションＩ～ＩＩＩ』『イザンディムルの従者』クナイフェル（早川書房）他多数
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感想・レビュー
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アーチャー
7
表題作にてカイノロ・タマチなる日本人が登場するが、過去にタナカ・セイコはまだマシにしても、タコ・カクタ、イシ・マツ、キタイ・イシバシ、ウリウ・セング、ソン・オークラ、タマ・ヨギタ、ノモ・ヤトゥヒン、ミチカイといった漢字表記には無理が生じる日本人登場人物がいるのだが、これから先の〝日本人じゃないよね？〟キャラクターの登場に期待と不安を抱きながら、私は２７０巻目を読むのであった・・・。2013/06/24
黒猫トム
0
ヨーロッパのパニックものでアジア系が不意に登場すると殺されたり損な役回りをあてがわれるという愚痴を思い出す。 70年代初頭だから今の感覚でそれを測ることは無意味だが。18号よ永遠なれ2018/06/21
