内容説明
全世界の人びとが自分の未来をかいま見たら、なにが起こるのか?2009年、ヨーロッパ素粒子研究所の科学者ロイドとテオは、ヒッグス粒子を発見すべく大規模な実験をおこなった。ところが、実験は失敗におわり、そのうえ、数十億の人びとの意識が数分間だけ21年後の未来に飛んでしまった!人びとは、自分が見た未来をもとに行動を起こすが、はたして未来は変更可能なのか…ソウヤーが時間テーマに大胆に挑戦する問題作。
著者等紹介
内田昌之[ウチダマサユキ]
1961年生、神奈川大学卒、英米文学翻訳家。訳書に『ターミナル・エクスペリメント』『フレームシフト』ソウヤー、『キリンヤガ』レズニック(以上早川書房刊)他多数
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