ハヤカワ文庫<br> ハイペリオン〈下〉

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ハヤカワ文庫
ハイペリオン〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 478p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150113346
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

迫りくるアウスターの脅威と、殺戮者シュライクの跳梁により惑星ハイペリオンは混乱をきわめていた。連邦政府より命令をうけ、この地に降りたった、神父、軍人ら経歴もさまざまな七人の男女は、一路“時間の墓標”をめざす。その旅の途上で明らかにされていく、数奇な宿命を背負う彼らの波瀾にみちた人生の物語とは…?あらゆるSFの魅力を結集し、卓越したストーリーテリングで描く壮大なる未来叙事詩、ここに開幕!ヒューゴー賞・ローカス賞・星雲賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

141
想像力を掻き立てる表紙だ。各人の語る話が長いのでまさかとは思ったが、話はこれで終わらず続編に持ち越し。というか、これはハイペリオンのシリーズの中の一巻の位置付けなのだと気付き、先の長さに気が遠くなる。カトリック的、ユダヤ的、AI的な問題。そして、男女間、親子間の愛が試されるようなそれぞれのエピソード。それが各々の十字架となり、ハイペリオン巡礼への確固とした動機となる。シュライクは、一体なんなのだろう。2017/07/26

セウテス

78
下巻は学者、探偵、領事の話が、順番に展開する。中でも探偵の物語「ロング・グッバイ」は、SFなのにハードボイルドが感じられ興味深い。だが問題は本作が完全な序章であり、上下巻で広げるだけ広げた伏線が、全く解決にならない事だ。確かに6人の話は色々な技法で描かれ、何かの喩えであろう魅力に満ちている。しかし本作は、ようやく目的地に到着した所で終了する。どうやらスターウォーズのⅠやⅡの様な位置づけらしいが、副題を着ける等読者に解る様にすべきだと思う。正直ビックマックを買ったら、肉は別売りですというのは如何なものか。 2021/03/27

harass

65
謎の遺跡『時の墓標』に向かう巡礼者たちが語る奇想天外の彼らの半生。すべては、この墓標に因縁があるものたちだった。これから、というところで終わる。実はこの上下巻はまだこのシリーズの始まりでしかない。謎は全然解き明かされないままだ。トレンチコートを着る女性探偵の話『ロング・グッドバイ』が個人的に好み。SFや文芸作品の小ネタが随所のあり、マニアであればなおさら十二分に楽しめる。あらゆる物語形態を注ぎ込んで構成された傑作SF。十数年ぶりの再読だが良いものは良い。ぜひおすすめ。2017/03/10

Kajitt22

55
辺境の惑星ハイペリオンをめぐる巡礼者たちの物語。後編のなかでは、やはり時間遡行症により1日ごとに若返る、若く美しい考古学者レイチェルの物語が切ない。二十歳の頃、ティーンエイジ、幼年期の頃と、どのレイチェルも魅力的。自分の娘の姿をオーバーラップさせて読ませる。そして『時間の墓標』の前でレイチェルは自分の誕生日までもう数日。これは堪らん。2023/06/26

Small World

46
まあ、2部作というのは読む前からわかってはいたのですが、「え、ここで終わりなのッ」て感じで読了です。それぞれの旅の目的が語られ、さあ、いよいよって時だったので、これ、ある意味序章ですよねw。う~ん『没落』の方にも手を出さないといけませんね。下巻の方はどの話も面白かったです。これまでの名作SFのガジェットを散りばめながら描くシモンズは、ホントにSFが好きなんだろうな~、で、それを面白いと思う自分もSF好きだな~と思ってしまいましたw。2019/07/28

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