ハヤカワ文庫<br> エンダーズ・シャドウ〈下〉

電子版価格
¥770
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ハヤカワ文庫
エンダーズ・シャドウ〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 436p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150113315
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ロッテルダムの町で、孤児として生まれ、はいはいしかできないうちからストリート・キッドとして逞しく生きてきた少年ビーン。だが、生きていくためには、その持ち前の優秀な知能を使い、権謀術数をめぐらさざるをえなかった。やがて国際艦隊児童訓練プログラムの徴兵係にスカウトされたビーンは、バトル・スクールで自分よりも優秀なエンダーと出会う…エンダーの部下ビーンの視点で描くエンダーのもうひとつの戦い。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiseiok

21
面白かった!"表エンダー"に対してのビーン視点の"裏エンダー"ストーリーですが、個人的には断然本作の方に惹かれました。ただそれも『…ゲーム』を読んでいればこそではあるので、この二作は絶対まとめて読むべき!…と思います(^^;。作者が序文で『どちらを先に読んでも…』と云ってますが、それは嘘(笑)。解説(これも良いです)での久美沙織さんのコメント通り、これからの方はゲーム→シャドウの順でお願いしたいw。内容に触れるには字数足らず、とりあえず自分は本屋さん行ってコッチの続編『シャドウ・オブ・ヘゲモン』探します。2014/01/06

Dai(ダイ)

16
映画でも小説でも、続編や番外編が出ると作らなければよかったのにな、と思う作品が多い。しかし、このエンダーシリーズは続巻が出てそれを読むごとに エンダーのゲームの世界観が深まり、より物語も充実していくようである。2017/01/28

そんれい

12
脅威的な知能を持ち、状況証拠からの教官たちが隠しているどんどん秘密を暴く。秘密を知りながら、エンダーというカリスマの元での作戦を遂行するビーンの葛藤が生々しい。「敵のゲートは下だ」面白かった✨2020/07/25

アプネア

9
その出自ゆえにより過酷な道程となったビーンの物語は、再び子供を描く事となったカードの真骨頂とも言える。海兵隊も参考図書にする程の軍隊組織の描写がやっぱ良いな。リーダー育成の過程において、エンダーと比較しビーンに足りない資質を模索しながら読み進める。愛を知らない為か、打算的に見てしまうからか、利他主義・自己犠牲に対し斜に構えていたが、仲間との邂逅で徐々に等身大の少年らしさも垣間見られ、そのギャップにホロリとさせられることも・・・チビで頭の切れるキャラは私を魅了してやまない。ゲームを読んだ方は是非。2017/10/01

かえるくん

6
本篇『エンダーのゲーム』に勝るとも劣らない姉妹篇。SF要素は薄いが、エンダー以上に掘り下げられたビーンの魅力と人間ドラマにひきつけられ、いつのまにか天才であるビーンを応援するような気持で読んでいる自分に気づく。こんなに心を揺さぶられる読書体験はそうそうできない。映画の影響で本編を読んだ人は、こちらも読まないともったいないですよ。2014/05/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/521543
  • ご注意事項