内容説明
かつて陥穽星に入植した人類は、謎の疫病のために全滅してしまった。生き残った植民者たちは惑星を封鎖し、宇宙エレベータの途中にある絹市で暮らしている。だがこの陥穽星に降り立ち、無事に戻ってきたジュピターは、陥穽星こそ理想の世界であると主張し、ネセレス号の人々や息子のロトを強引に宇宙エレベータに突入させるが…10年後、さまざまな難関をくぐりぬけ、陥穽星をめざすロトを待つものは?話題の冒険SF。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レイス
2
ナノマシンの凄い技に期待していたので期待外れだった。周囲の人の感情を嗅ぎとる知覚涙や、人の気持ちを誘導する分泌物というのはいいね。ただそれが分からない者には有効だけど、それに気づく年配者には逆効果だったね。陥穽星とは食虫植物星みたいだね。手塚の「火の鳥望郷編」を連想。エレベーターの外側をワイヤー降下できるのかな?前半はできないような。「ゴールデンエイジ」では内部を一週間かけてたな。いろんな派閥があってその思惑がよく分からないし、ロトの冒険は守られてばかりで学んだのはカリスマの失敗?わーつまらん。2023/12/22
kan143
0
他の本を読んでる合間にちょこちょこ読んでたのでえらく時間をかけて読了。うーん、あまり読みやすい文章ではなかったな。で、ニッコーってあのニッコーなのか?ボーアメイカーの最後覚えて無いけど、ゲッコーはどうした?2013/10/28
ルビ
0
完読に努力が要った2010/07/04