ハヤカワ文庫
宇宙のランデヴー3〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 346p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150111595
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

最初の訪問から70年をへて再度太陽系を訪れた謎の飛行物体ラーマは、それを脅威とみなした人類の核攻撃を受け、破壊されたかに見えた。しかし―ラーマは生きていた!人類の調査隊員3人をその内部に閉じこめたまま、ラーマは太陽系を離れ、どことも知れぬ目的地をめざして虚空を飛びつづける。そして深宇宙の彼方でラーマが停止したとき、そこに待ち受けていたのは、人間の想像をはるかに超えた巨大な構造物だった。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猫ぴょん

39
うわぉ😖 いきなり痛そうな出産から始まったよ😖 ラーマと共に旅立った3人。 唯一の女性ニコルは妊娠してたからそうなるよねー。 ニコルの日記形式で 男性ふたりと女性ひとりのラーマでの生活。 まあ正直予想通りの展開ではある。 種の存続。 母親として。 父親として。 先の見えない中での葛藤。 ひゃ〜😖なんかいろんな意味で痛いなー。 手塚治虫「火の鳥」にこんな感じのあったような。 途中から未知との遭遇な壮大なSFに戻り終盤でまたもや日本人😳(以下自粛) いやいやこの先どうなるの。 ちょっと休んでから下巻へ2024/01/28

roughfractus02

11
3人の飛行士を乗せたラーマIIが太陽系の遥か彼方の「中核点」で静止し、巨大構造物に住む鳥人間と遭遇する。前半は宇宙を彷徨いつつ、どうにかして人類を絶やさぬように自ら子供を産む女性リーダーを中心とした男女間・家族間の葛藤が描かれる。鳥人間と出会う後半は物語も急展開し、人類調査の目的で乗組員家族を乗せたラーマⅢが地球に向かい、火星入植の名目で2000人の人類を乗せて再び太陽系を脱する。3のルールを破らない世界のモデルは何か?鳥人間は『ラーマーヤナ』で太陽神ヴィシュヌが乗る霊鳥ガルーダか?などと妄想しつつ読む。2023/10/08

ニミッツクラス

5
宇宙のランデヴーの3作目で96年の初版を読んだ。カバーはピンタ号かなぁ。1章では前巻ラストからの続きを“ニコルの日記”とし、読者は主人公たちが産めよ増やせよを選択した前提をクリアできなければ何かの罰ゲームのように感じるだろう。2章目の“中核点”はラーマ内部よりよほど判り易い構造になって、心躍る描写が続く。3章目の地球側の対応は理解の範疇だが”井の中の蛙“な印象も。全体を通して未だに“誰得”な印象があるが、宇宙の旅シリーズも最初はそうだったもの。06年9月のgoldiusさんのレビューが笑えた。★★★★☆☆2013/05/23

goldius

2
クラーク作品で30番目ぐらいに好きです2006/09/07

ふじい

1
ラーマⅡに残された男女三人の宇宙のサヴァイバル、私は楽しめた。下巻に向け怪しい京都の風景から不穏な空気。2016/11/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/452201
  • ご注意事項