ハヤカワ文庫<br> ファウンデーションの彼方へ〈上〉―銀河帝国興亡史〈4〉

ハヤカワ文庫
ファウンデーションの彼方へ〈上〉―銀河帝国興亡史〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 337p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150111502
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

設立から五百年、第一ファウンデーションは今、その力の絶頂にあった。野蛮な状態に逆行した周辺惑星を併合し、死にかけた帝国や恐るべき超能力を持つミュールや謎に包まれた第二ファウンデーションをも打ち負かし…天才科学者セルダンがうち立てた第二帝国建設のプランは、順調に進行しているかに見えた。だが、それを信じない人物がただ一人いたのだ!全世界のファンから絶大な支持を受ける巨匠の傑作シリーズ第四弾。ヒューゴー賞受賞。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miyako Hongo

19
ターミナスの野心家&世間知らずコンビがユーモラスでいい味出してるのに、トランターのジェンディバルの可愛くなさは異常。情景描写がないのもあって、読むのに時間がかかってしまった。 □銀河帝国再興を導く第二ファウンデーションに外部から干渉を受けている疑いが発覚。意志決定機関”発言者会議”での糾弾合戦の心理戦がメイン。 □宇宙船の制御描写はさすがアシモフ。サイバーパンクのジャックイン感の兆しあり。2014/12/27

DEAN SAITO@1年100冊

10
いよいよアシモフの他シリーズの作品世界もファウンデーション宇宙史に巻き込み始め、とっても壮大。でも第1巻から気になるのが表紙絵。この宇宙船らしき絵、ファウンデーションにも話の筋にも全く関係なくないですか?2020/07/30

鐵太郎

10
初期のファウンデーションシリーズ三部作が発刊したのは1953年。雑誌掲載はもっと前です。それから30年以上経って、ようやく書かれたのがこの本。  ファンは歓呼してこれを迎え、翌年には「2010年宇宙の旅」(A・C・クラーク)、「フライデイ」(R・A・ハインライン)などを蹴散らして、見事にヒューゴー賞を獲得しました。  あと知恵でいうのなら、これはアイザック・アシモフの、栄光に満ちた最期の10年の幕開けとなった作品です。2010/02/27

SINKEN

8
【総評】★★★☆☆ 【感想】若干、設定に無理があるように思えてきた(第2ファウンデーション内部のやりとりとか)が、下巻を読むまでは否定はしないでおこう。。第3勢力の存在やガイア探索など、新たな展開が見えてきた点は素直に面白く感じられる。時代的に、反原発の機運が高まってた頃なのか、これまで原子力便りだったテクノロジーが影を潜めてきたように思う。ガイアが放射能汚染によって滅びたって設定は、あの事故を皮肉ってるとしか思えません。下巻に期待。2017/07/08

秋良

7
上下分冊のせいか、展開が冗長に感じるところも。短気なプレイボーイと世間知らずなガリ勉コンビは仲良しでなかなか良い。第二ファウンデーションの「ふっ…残像だ」的裁判は分かったような分からないような。2017/08/19

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