内容説明
宇宙連邦軍を退役した「エンタープライズ」の機関長スコットは、穏やかな余生を送るべく、輸送船「ジェノーレン」でコロニーをめざしていた。その途上、輸送船は「ダイソン球天体」の強用な引力に捕われて大破してしまう。生き残ったのはスコットと若いクルーの二人のみ。そこでスコットが考えだした破天荒な生存方法とは…。そして75年後、「エンタープライズD」が「ジェノーレン」からの救難信号をキヤッチした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
3
95年の税込560円の初版。メチャ懐かしいTNGの130話のノベライズ本。カバーは新旧の機関長、つまりコンスティテューション級初代1701のスコットと、ガタイが倍近くでかいギャラクシー級1701Dのラ=フォージュの二人。マッコイ、スポックに続くTOSメンバーの登場にスタトレの歴史の長さと深さと愛を感じる。解説の通り、ドラマ脚本(50分弱か)を小説用に伸ばしたので、放映の脚本には無い場面が盛り込まれている。導入部のスコットの遭難場面がその一例だ。スコットの活躍とダイソン球天体はトレッキー垂涎。★★★★☆☆2017/11/13
ちぬ
2
これでダイソン球天体というものの存在を知った。その影響でダイソン球を舞台にした小説を書き始めるレベル。しかもスコッティ大活躍で嬉し過ぎて死ぬかと思った。100回くらい読み返したかも知れない。2010/11/14
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1
TV版に無いエピソードが萌え。スコッティと一緒に転送装置に「居た」彼の存在が重く感じた。ダイソン球天体内部の描写も面白かった。2011/01/30
弦舞院 律枢
0
スコット復活!2013/01/10