内容説明
〈同盟〉には、アリの政治的立場だけでなく命まで狙う動きがあった。それを知ったアリは初代アリがコンピューター内にのこしたデータのすべてを手に入れ、後見人である叔父からさえも独立した勢力基盤をひそかにかためはじめる。おりしも首都ノヴゴロドで反体制派による破壊活動が頻発し、アリの身近はさらに緊迫するが…。人間製造の技術を手にした人類の姿をえがいて数々の問題を提示する傑作巨編、堂々の完結。ヒューゴー賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoshiyuki Kobuna
3
テーマとしては、むしろ主流文学寄りの作家がやりそうなお話で、読んだ後に、なんというか、SF成分が絶対的に足りない。2015/11/11
orange21
0
これ重厚だし、終盤の展開とかもかなり良かったんだけど、何分政治的やりとりとか独自用語の話とかがかなり難解。全部理解できれば、この展開はかなり面白いと思う。結構オススメして読める人には読んでほしい作品かな。2016/10/16
宇宙猫
0
★★★★ 話は面白かったけど翻訳がなぁ
