内容説明
シーアナの活躍により、ゴーラ・テグのもともとの記憶が取りもどされ、見習修道女マーベラも香料の苦悶をへて教母となった。いよいよ、ベネ・ゲセリットが誇りある女たちに対して攻勢に転じる機会がきたのだ。教母長オドレイドは、神皇帝崩御以来の聖職者大会議を召集し、驚くべき決定を告げた。教母長みずからがジャンクションへおもむき、誇りある女たちを率いる偉大な誇りある女と会見するというのだ。この敵対する女性集団が出会うとき、はたして何が起こるのだろうか?…神皇帝の数千年におよぶ束縛を離れて、いま物語は新たな飛翔へと展開してゆく!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スターライト
5
フランク・ハーバートによる〈デューン〉は、ここに幕を閉じた。結局ハーバートは何を言いたかったのか。シリーズの最初から最後まで登場したダンカン・アイダホの存在の意味とは?個人的には『惑星』『救世主』『子供たち』を読めばOKのような気がする。といいながら、息子が書いた「続篇」は、これらのシリーズの前日譚らしいので、そのうち読むことになると思う。2012/02/29
ヴィオラ
3
長かった「デューン」も、これで一旦終了。今作「大聖堂」はシリーズの中でも面白い巻だったし、次作への伏線らしき物もいくつか入ってるのに…。仕方ないとはいえ、ここで終わるのは非常に惜しいなぁ(;ω;)今回やけに「地球」に関する記述も多くて、この先の話を自分なりに色々想像してしまいます。…ま、それはそれで楽しいんですけどね(^_^;)2012/01/02
猫ぴょん
2
17冊読了(^o^)丿 けれど未完・・・・・ あまりにも壮大な何千年単位のお話 未知に飛び立ったその後は? ゴーラのダンカンは? 大聖堂は? 何よりも超進化するだろうテグのこれからが知りたかったなぁ 想像するしかないのね(^-^;2015/11/24
goldius
1
サンド・ウォームなければ良き麻薬というべきスパイスが作れへんのやー。ウォームぎょうさん増やして、わてらの惑星を砂の惑星にし、スパイスどえりゃー作って、うちらが銀河を支配したるねん。オーホッホッホ、女王様とお呼び!2004/05/29