ハヤカワ文庫<br> 教皇ヴァレンタイン〈下〉

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ハヤカワ文庫
教皇ヴァレンタイン〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 335p
  • 商品コード 9784150107055
  • NDC分類 933

内容説明

疫病に飢饉、害獣、そしてにせ〈皇帝〉による反乱…マジプール全土を襲った災厄が、実はメタモルフによる陰謀であることをつきとめた〈皇帝〉ヴァレンタインは、〈島の聖母〉〈夢の王〉そしていまは〈城ケ岳〉で大公として活躍するヒスーンらとともに、手をたずさえ、一丸となってこの怖るべき危機に立ち向かった。マジプールに、ふたたび平和と安息の日々をもたらすために。だが、旅をつづけるヴァレンタイン卿の前には、〈変化〉たちによる怖るべき陥穽が持ち受けていたのだ…巨匠シルヴァーバーグが、奔放な想像力と華麗な筆致で描きあげた、好評のシリーズ第3部!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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3
*SF・マジプール三部作・上下巻*それは夢だ!おぞましく恐ろしいが、ただの夢のはずだ!大地がひび割れ…万物が狂ったようにうねり、そして湧きかえる…世界が滅びる光景…。しかしその悪夢は、悪夢さながらのまま現実の出来事として次々に起こりつつあった!?――マジプール三部作と呼ばれるだけあり、本来は前2作も読むべきだろうが、なかなかこれが手に入らない(笑)しかし恐るべきことに、著者の他作品を読んだ方ならご周知かも知れませんが、本書だけでも面白い!ぶれない著者のテーマが作品に貫かれているからこその面白さ!良書です!2012/08/11

kama

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「ヴァレンタイン卿の城」を読んでから十数年、間の「マジプール年代記」を抜かして読んだ本書。シルヴァーバーグの描く異世界は瑞々しく素晴らしい。通信はどうしてるのかとか疑問あるし、冒険小説として今ひとつ盛り上がらないのが難か?ひょとして「十二国記」や「新世界より」にも影響をあたえた作品?2011/06/21

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