ハヤカワ文庫<br> 白き狼の宿命

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ハヤカワ文庫
白き狼の宿命

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  • サイズ 文庫判/ページ数 210p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150105952
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mayuri(Toli)

2
この本には4つの短編が収録されている。そこで今も鮮やかに感じるのは、エルリックの世界の女性たちの、なんと魅力的で美しいのだろうか、という事である。 サイモリル、マイシェラ、シャーリラ、イシャーナ、エルリックが愛し、また愛される女性の魅力的なことといったらない。病弱なのに、沢山の女性と良い仲になるエルリックも、やはり英雄という事か。 この巻は退廃と破滅の中の美の様なものが感じられて、唯一の世界観を醸し出している。やはり私は、エルリックが好きだなと思う。心から強くそう思う。 2017/11/26

記憶喪失した男

2
むかし読んだ登録。竜の箇所が面白かった。2014/05/15

ムーングラム

1
シリーズ3巻目。愛する女性を自らの手に掛けてしまう悲劇。2019/03/13

プロムナード

1
海王たちをイムルイルに招き入れて王国の終焉を招く「夢見る都」は、このサーガの決定的なエピソードのひとつ。意外にあっさりとした描写で、ああここはもっともっと描いて欲しかったなあ。「神々の笑うとき」「歌う城砦」はどちらもRPGの1ミッションという感じですが、どちらも一種ものさびしい、荒涼とした感覚が印象的。あと、エルリックって結構やることやるんだな。病弱で根暗でも、美形というのはさすがだな。2015/04/18

冬至楼均

1
新訳では二巻に含まれる。けどエルリックの登場しないプロローグが省かれるなど価値は旧版の方が上。この中ではやはり第一作の「夢見る都」がお勧め。この徹底したアンチヒーローっぷりが良い。2009/07/19

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