感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miroku
8
いかにもアンダースンといった趣の一冊。元になる短編の初出時期が違うので、最初の方に“問答無用”の面白さがある。2011/11/06
buna
6
ライトノベルの源流を探るみたいな意識で手に取った。 半世紀以上前に書かれた小説だが、飽きさせない展開は、流石にハズレなしのポール・アンダースン。 キャラクターに頼る部分が少ない点に、今の小説との違いを感じた。2022/02/04
権三郎
6
1956~1969年に書かれた連作短編を長編化したもの。魔法で成り立っている(当時の)現代アメリカでの冒険。陰陽師とも中世ヨーロッパとも違ういかにもアメリカだなあ、と面白く読みました。2018/04/25
メイロング
6
すごい時間かかったなあ。魔法という逃げ道があるだけでこんなに長く感じる。全体的な古さは、表紙や挿絵を現代的にリメイクしても隠せるかどうか。ラノベのようでラノベじゃない、でもすこしラノベっぽい。焦熱期が好きな友人との好感アイテムとして残しておこう。地獄篇がところどころSFしてるのがにくい。2015/01/28
黒猫トム
4
悔しいけど、これ発売当時読んでいたら今ほどネタを拾えてなかった気がする。だから今読んでおいさんにとってはセーカイだったんだろうな。 面白い構成の本だなと思っていたら、元は雑誌に不定期掲載された連作だった模様。四作目のOperation Changeling は、こ難しく書いてるところが面白かった。 黒猫は色々ひどい目には遭うが、活躍しまくります。2018/10/19