ハヤカワ文庫<br> バーサーカー赤方偏移の仮面

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ハヤカワ文庫
バーサーカー赤方偏移の仮面

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  • サイズ 文庫判/ページ数 383p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150103873
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホームズ

10
ハヤカワのフェアーをやっていたのでみた感じで購入(笑)最初は想像していたものと内容が違っていたのでちょっと・・・。未知の敵との遭遇、恐怖、交戦みたいな感じを期待して読み始めたので(笑)それでも慣れてきたら楽しめました(笑)バーサーカー達がTNGのボーグのような感じを想像していましたが結構会話したりして(笑)他にもシリーズでてくれないかな~(笑)2011/06/27

亮人

8
いつかどこかの忘れられた宇宙文明に作られた生物絶対殺すマシーン・バーサーカー。そのバーサーカーがついに地球の文明圏に到来。地球人がバーサーカーを知恵で迎え撃つ連作短篇集。本シリーズには、殺戮機械をトンチで撃退する話と古典や神話の換骨奪胎ネタの話の2パターンある。換骨奪胎ネタは、元ネタを知らないケースが多くて十全には楽しめなかった。しかしトンチ合戦の面白さはサイコー!裏のかきあいをしてたと思ったら、バーサーカーにお笑いを調教してたり、バリエーションが楽しい!シリーズ既刊全部一緒に買ったので読みます!2017/07/22

qoop

4
魅力的な設定の連作短編集。ワンイシューのアイディアながらその自由度の高さを活かし、収録作の雰囲気は幅広い。解説によるとシリーズ化の方向性には編集者の意向も大きいそうで、作家・編集者タッグの成功例なのだろう。それはそれとして、子供の頃からいつか読もうと思いつつ今ようやく、のバーサーカー。気が付いたら他の巻が絶版になっており、いつの間にか加藤直之氏の表紙でなくなってしまっており… と、いろいろ時代を感じるなぁ。2015/04/25

こぼこぼ

3
最凶最悪の兵器のはずなのに,ちょっと残念な「バーサーカー」の話が現在が読めるのが本作だけとは。コンピュータ黎明期の作品だけに技術面の描写は古めかしいが,おとぎ話風,ドロドロの政治話,壮大で思弁的な話とバラエティに富んだエピソードが楽しめます。2015/10/22

aki

2
太古の星間文明によって造られた殺戮機械と人類の戦いの物語。バーサーカーは北欧神話に登場する狂戦士ベルセルクにちなんでいる。とはいっても、戦闘シーンは少なく、知恵による戦いといえばいいのか。人類のやられっぱなしでなく、結構、いいところまでいった局面も。かわいそうな運命をたどるバーサーカーに同情してしまった。後半、中編「宇宙の岩場」、ポーの著名短編「赤き死の仮面」をモチーフにしたタイトルストーリー、「深淵の顔」などには人類の運命を握る同一人物が登場する。上質のエンタテインメント。2010/09/04

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