ハヤカワ文庫<br> 太陽系辺境空域

ハヤカワ文庫
太陽系辺境空域

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  • サイズ 文庫判/ページ数 372p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150103484
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

亮人

20
ニーヴンの未来史《ノウンスペース》の短篇集。太陽系惑星の探査の時代から、太陽系外の異星人との接触まで、時代の進展が楽しい。宇宙の冷たさを体感できる「待ちぼうけ」アナーキズムの瑕疵を書いた「無政府公園にて」現代人なら誰でも知っているあのゲームの偉大さを描いた「安全欠陥車」などがお気に入り。2015/05/31

記憶喪失した男

13
ラリイ・ニーヴンのノウンスペースものの短編集の二冊目。短くしきしまった短編が集まっている。「退き潮」と「安全欠陥車」がよかった。2022/12/20

よこ見

8
ノウンスペース・シリーズの短編集で、宇宙開発の初期から異星人との接触、長き平和の時代に至るまでの千年間をカバーしている。宇宙という環境の厳しさをシビアに描く作品が多く、苦い結末を迎える話も度々ある。火星を舞台にした一連の作品が特に面白いが、「無政府公園にて」や「戦士たち」、表題作など年代記の後半に当たる作品も中々よかった。巻末の年表でシリーズの展開を一望できるのも嬉しい配慮だ。2020/12/14

スターライト

8
表題作他、13篇の<ノウンスペース・シリーズ>の諸作品を収めた短篇集。ニーヴンの<未来史>の年代順に沿って配置されている。巻末の「年表」にあるように、1975年から3100年までのタイム・スケールなので、共通して出てくる人物はほぼいない。『リングワールド』のルイス・ウーが出てくると、思わずニヤリ。作品自体は科学的なアイデアに基づいたハードSFで、人物よりその科学的な可能性や人類史的視点の方が色濃く出ている感じ。アチラでのファンと作者ニーヴンとのやりとりもうかがえ、そこからも作品の魅力がうかがい知れる。2013/06/23

酔花

3
読むのが苦痛とまではいかないが、面白いかと聞かれたら返事に窮する。場面のつなぎがわかりにくく、どういった状況なのか分からなくなることも。2012/05/12

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