感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
10
これまた感想がきてるよ分。そして、絶版なのか?画像が出てない(Amazonに在庫がない)てことみたいで。可愛らしいテディーベアっぽいホーカ族が地球の文化を模倣するだけに飽き足らず役になりきって思いっきりやらかしてくれるというユーモアSFの傑作。ということになってたと思う。色々と皮肉もたっぷり効いていてなんでこれが今は市場にないのかが不思議でたまらんです。という
斑入り山吹
7
三宮のサンボーホールで開かれた古書市で手に入れた。後で出た天野嘉孝氏ではなく、新井苑子氏の表紙で、中にもイラスト。妙にお行儀良い絵が、逆に話の可笑しさを強調しているような気がして、それがよい。それにしても、ああこれぞまさに古き良きSF!気晴らしにパラパラ読むのにちょうどよい。気に入りました。続きの2冊も天野氏の表紙で出ているようなので、手に入れる!2014/06/06
6だ
3
小学生程度の背丈のテディベア(熊の縫いぐるみ)。そんな可愛らしい見た目の宇宙人が、地球人の持ち込んだ映画や小説や舞台劇の登場人物に成りきって巻き起こすドタバタ劇。一時期人にお薦めしようにも入手できない状況が続いていたが、近年復刻(http://book.akahoshitakuya.com/b/4150115761)もされたようで何より。元ネタ(西部劇、ドン・ジョヴァンニ、シャーロックホームズなど)を知らなくても楽しめるが元ネタを知ってるとさらに楽しめるので、これを切欠にそちらに手をだすのもあり。
たっつみー
1
SFコメディの教科書のような作品。人間の文化の真似に夢中になった類熊族のホーカ達とその星に不時着し、やがて全権大使となった主人公のドタバタ事件簿。読みながら時々吹き出しそうになってしまう。2020/09/02
権三郎
1
60年くらい前に書かれた作品です。テディベアみたいな異星のカウボーイや名探偵や海賊たちに振り回される地球の大使の慌てぶりを能天気に楽しむのだ。2019/04/02