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内容説明
西部の鉱山町グローリー・ガルシュは、時ならぬ好景気に沸きたっていた。金鉱が発見されたのだ。小さく平和だった町には一攫千金を狙う多くのよそ者が入り込み、その様相を一変させていた。そんななか、町外れの大牧場の牧童が相次いで惨殺される事件が起きた。殺されたのは、いずれも数カ月前に起きた私刑事件の関係者だった。私刑事件のあと町を離れていた賭博師のナイトヒートは、自らも狙われることを察し、姿なき犯人と対決すべくグローリー・ガルシュへ戻るが、その眼前に新たな死体が…サスペンスフルに展開する異色のウェスタン小説。
著者等紹介
ゴールデン，レイ［ゴールデン，レイ］［Ｇａｕｌｄｅｎ，Ｒａｙ］
１９１４年テキサス州生れ。多くの職を経験した後作家デビュー。１８作の長篇、２００篇以上の短篇ウェスタン小説を発表している。１９６９年にはアメリカ・ウェスタン作家協会（ＷＷＡ）の副会長をつとめた
横山啓明［ヨコヤマヒロアキ］
１９５６年生まれ。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
79
好景気に沸く西部の町で次々起きる惨殺事件。犯人は早い段階で記されているため、ミステリ的な要素はなく、古き良き西部劇といった感じの作品となっている。飛んで来る火の粉は自ら払わなければならないと、あえて危険に飛びこむ主人公は確かにかっこいいが、美女たちの真理の描き方は、今一つ。2019/08/01
kirakuniikitai
0
ミステリ的にも西部劇的にもあんまり盛り上がらない感じ。2012/07/04
