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内容説明
親子三代で探偵業を営むルンギ一家は、相変わらずの超多忙。今日も美人の依頼人が駆け込んでくる。聞けば、ポケベルを使って脅迫されていると言うではないか。数字しか表示できないポケベルで、いったいどうやって?一家の次男アンジェロ夫婦の名推理が冴える(かも)。お洒落なブティックの店先を襲う謎の女性集団の事件あり、孫娘マリーも警察のご厄介になったりと事件の連続。そして一家のリーダー親爺さんは、発掘された白骨の謎という、本格的な殺人事件(ただし十年前の)に挑戦!ほのぼのと楽しい探偵一家のユーモアあふれる大活躍。
著者等紹介
リューイン,マイクル・Z.[リューイン,マイクルZ.][Lewin,Michael Z.]
1942年マサチューセッツ州生まれ。71年に『A型の女』でデビュー。私立探偵サムスンやパウダー警部補のシリーズで人気を誇る。現在は、本書の舞台でもあるイギリスのバースに在住
田口俊樹[タグチトシキ]
1950年早稲田大学文学部卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海星梨
7
安定の面白さ。リューインは独特の描写法だから、続け様に読まんとリューイン読者としてのチューイングがされてなくて楽しめないまである感じですね。デイヴィッドの恋の行方はどーなるんだとか、あのサルが本当に家庭を持てるのかとか色々あるけど、小説が人生のワンシーンを切り取っている以上はあやふやでもしかたない気がする。サルが父親になってカネコマで実家に出戻りする可能性どのくらいあると思います笑?2023/05/25
いけきょう
2
先に「探偵家族」文庫版を読んでいて、すごく好きな作品だったので、これを読みました。ファミリーで探偵業を営むルンギ一家がすごくいいです。探偵業の割りには殺人事件は出てこなくて、親爺さん(祖父)の口癖のノーマン・スタイルズ事件のみ。実は、この本がノーマン・スタイルズ事件かと思って読んだら、全然違いました(笑)。2015/11/20
tai65
0
星3つ 2012/03/07