- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハヤカワポケットミステリー
内容説明
タフガイ探偵ハンクが活躍する小説で人気の作家ウィリーは、深刻なスランプに悩んでいた。半日タイプライターに向かっても、まったく先に進めない。いままで経験したことのない事態にウィリーの神経は荒れ、妻にまで当たり散らす日々。そこへ友人のラリーが失踪する事件が起き、ますます仕事への集中力は失われていく。ラリーが他殺死体で発見されたと聞いたウィリーは、とうとう仕事もそっちのけ、探偵気どりで調査に乗り出そうとする始末。いっぽう、小説中のハンクも思わぬ事態に直面していたが…作家の実生活を暴露する(?)巨匠の異色作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たなかはん
2
作家である主人公のプライベートで起きる事件と、作家が書いた物語とが並行に進んでいくのだけれど、話の盛り上がりが薄くてもっさりした印象。正直言って、自分にはつまらなかった。2018/07/08
釜煮蕎麦
1
作家が妻に苛立ち仕事に行き詰まる中事件について嗅ぎ回る様と、作中作として誇張されたハードボイルドで構成される。体験が作品に影響するところが興味を引く点かもしれないが、私は余り楽しめなかった。2023/05/21
章魚 たこ
0
リーバスシリーズの後に、息抜きという意味で、ちっともハードボイルドでない探偵物語。作家夫婦の会話を楽しんだといえば、いいのか。とくにお薦めしません。2021/05/31
ゆりっぺ
0
2000年4月15日
-
- 和書
- チボー家の人々 〈1〉