NHKブックス
遺伝医療とこころのケア―臨床心理士として

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140910627
  • NDC分類 491.69
  • Cコード C1347

内容説明

「知らないでいる不安」と「知ってしまう恐怖」の狭間で。先天異常の出生前診断、家族性腫瘍や神経難病の発症前遺伝子診断…。遺伝医療の現場でいま問われているのが、遺伝の問題に直面するクライエントの「こころのケア」。緒についたばかりの遺伝医療における心理臨床。その実践に携わる著者が、悩み、戸惑い、怒り、泣くクライエントの声を最前線からレポートする。

目次

第1章 遺伝医療に心理士としてかかわる
第2章 出生前診断を演じてみたら
第3章 障害児の親になっていくということ
第4章 がんとの闘い、遺伝との闘い―家族性腫瘍のケースから
第5章 「知らないでいる不安」と「知ってしまう恐怖」―神経難病の発症前遺伝子診断をめぐって
遺伝学的検査に関するガイドライン

著者等紹介

玉井真理子[タマイマリコ]
1960年生まれ。東北大学教育学部卒業。東北大学大学院教育学研究科博士課程修了。保健学博士。信州大学医学部保健学科助教授。信州大学医学部附属病院遺伝子診療部のスタッフを兼任。専門は心理学・生命倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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