NHK出版新書<br> コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと

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NHK出版新書
コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140884584
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0295

内容説明

コンテンツの情報量の仕組み、マンネリを避ける方法、「高そうに見せる」手法…ヒットコンテンツの正体と、トップクリエイターたちの発想法!クリエイティブとはなにか?情報量とはなにか?

目次

第1章 コンテンツの情報量とはなにか?―「脳に気持ちのいい情報」を増やす(コンテンツとメディア;コンテンツをめぐる三つの疑問 ほか)
第2章 クリエイターはなにをアウトプットしているのか?―「イケメン・美女」を描くのが難しい本当の理由(コンテンツとは本当に現実の模倣なのか;似顔絵はなにを描いているのか ほか)
第3章 コンテンツのパターンとはなにか?―パターンをズラす、そしてお客とシンクロする方法(コンテンツの分かりやすさ;パターンをいかにズラすか ほか)
第4章 オリジナリティとはなにか?―天才の定義、クリエイティブの本質はパッチワーク(コンテンツの再定義ヴィジョンと情報量 ほか)

著者等紹介

川上量生[カワカミノブオ]
1968年、愛媛県生まれ。90年、京都大学工学部卒業。同年、株式会社ソフトウェアジャパン入社。97年、株式会社ドワンゴ設立、代表取締役に就任。現在、同社代表取締役会長、株式会社KADOKAWA・DWANGO代表取締役会長、スタジオジブリ・プロデューサー見習い。2006年より株式会社ニワンゴでウェブサービス「ニコニコ動画」運営に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

赤星琢哉

27
もっと遊ぼう。同時に「ピクサー流 創造するちから」を読んでいましたが、シンクロする部分が多々あり一緒に読むと面白いかも。主観的情報、世の中の秘密を探すのはとても難しいがやりがいがあるし面白いよな〜。2015/11/05

booklight

23
川上さんがジブリの鈴木さんのところに丁稚奉公をして学んだこと。なんというかちょっとずれているので、面白いといえば面白いし、的外れ、ともいえる。ジブリの魅力は、結局は宮崎駿。なにをどうしたらああいう作品が作れるか、ジブリのコンテンツの秘密といわれれば興味はそこにつきるのだけど、クリエーターではない川上さんでは本丸は語れない。ただ、違った角度からの話が聞けるので、それはそれで面白い。ありえない画角が心地いい、情報量が魅力、コンテンツはパターンが決まっていて、表現が変わるだけ、オリジナリティは偶然など。2023/06/25

Kentaro

22
天才は、脳の中でストーリーと画像をシミュレーションし、全体の絵コンテもストーリーも脳内で完成させてからアニメーターがセルを書き上げていきます。 アメリカ式プロトタイプでは3DのCGで作られたものを皆で作り上げていくと言う違いだ。 それでは、クリエイターとは何か。クリエイターとは脳に描いたビジョンを再現するのに技術力が不足しているがゆえ、偶然に何か違うものを生み出したり、自分が作っていない要素で奇跡的な何かが生まれたり、今までのパターンを切り張りして入れ換えることで新しいパターンを作る人たちなのだと言う。2019/03/09

Porco

20
著者の思考の過程が丁寧に辿られていて、わかりやすく、深い本でした。とても面白かった!2019/01/06

T2y@

20
川上さんの本は、ほんとハズレが無い。 引用されている言葉から、宮崎吾朗氏も、やはり稀代のクリエイターである事が伺い知れる。 また、アニメコンテンツは、脳が見たままの情報量が表現されている事で心地よさを得る。…など、本書も脳科学的な示唆からの件が印象深い。2015/09/08

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