内容説明
「福島第一原発」で何が起きたのか?それは収束するのか?放射線の影響は大丈夫なのか?そもそも、なぜ原発だったのか―。原発事故発生直後から、不眠不休の解説を続けたNHKの解説委員と記者だからこそ書けた“事故”の真相と深層。
目次
第1章 福島第一原発で何が起きたのか?(緊迫の放送センター ドキュメント48時間;ゼロから知りたい 福島第一原発事故と放射性物質)
第2章 日本はどうして原発を進めたのか?(チェルノブイリ以来の大事故;「商業用原発」で起きた大事故 ほか)
第3章 放射線の健康への影響は?(放射線は、どれくらいの値から気をつけたほうがよいのでしょうか?;原発からの避難区域は、どういう基準で決められているのですか? ほか)
第4章 これから原発はどうなるのか?(技術大国・日本の「レベル7」;想定外ではなく、想定しようとしなかった ほか)
資料 福島第一原発事故発生からの大まかな流れ
著者等紹介
水野倫之[ミズノノリユキ]
NHK解説委員。担当は、原子力を中心とした科学技術。記者として入局後、六ヶ所村の再処理工場など核燃料サイクル事業や高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故、東海村の臨界事故を取材
山崎淑行[ヤマサキヨシユキ]
1969年生まれ。NHK科学文化部記者。関西学院大学卒業。神戸大学大学院国際協力研究科修士課程修了。エネルギー政策が専門。東海村の臨界事故や中越沖地震の柏崎刈羽原発トラブルなど事故取材多数
藤原淳登[フジワラアツト]
1973年生まれ。NHK名古屋放送局記者。京都大学法学部卒業。医療問題や食の安全などの取材に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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