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生活人新書
食品不安―安全と安心の境界

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140882184
  • NDC分類 498.54
  • Cコード C0236

出版社内容情報

怖い?
安全?
決めるのは専門家ではなく、あなたです。

「不安」を煽られて、納得していませんか?
BSE、遺伝子組換え農産物、農薬、食品添加物など、日々の食物に不安を抱くことが多くなってきた。けれども、なぜ、どのくらい危険なのかを理解している人は少ない。実際には私たちが思っているよりも「安全」であることがほとんどなのである。「安全」を「安心」へと変えるための意識改革を提案する。

内容説明

BSE、遺伝子組換え農産物、農薬、食品添加物など、日々の食物に不安を抱くことが多くなってきた。けれども、なぜ、どのぐらい危険なのかを理解している人は少ない。実際には私たちが思っているよりも「安全」であることがほとんどなのである。それどころか、本当の食の危機は、別のところから迫って来ている。本書では、「安全」を「安心」へと変えるための意識改革を提案する。

目次

序章 食の安全は確保されているのか
第1章 食の不安の源流を探る
第2章 食品添加物とは何か
第3章 残留農薬はどのぐらい危険か
第4章 安心を手に入れるには科学知識が必要
第5章 食品表示があなたを守る
第6章 安全と安心の境界を考える
第7章 危機にある日本の食生活

著者等紹介

橋本直樹[ハシモトナオキ]
帝京平成大学教授。1956年京都大学農学部農芸化学科卒。キリンビール(株)入社後、ビール醸造の化学と技術を研究。日本農芸化学技術賞受賞。開発科学研究所長、常務取締役、横浜工場長を経て退任。農学博士。技術士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YOSHI

18
農薬を使い、穀物を生産、それによって人口が増えてきた。農薬は体に悪いとか言うけれど、最近のことであって、実際は頼っている現実。残留農薬やBSE,食品表示やトクホ、有機表示まで、いろいろな内容だった。口に入れるものだから神経質になり過ぎないようにしようと思った。自分で安心できる食品を選ぶことが大事と思った。2014/09/11

501

17
本書の趣旨は、食品添加物や農薬は健康へのリスクは全くないとは言えないまでも最小になるように管理されている。現代の食生活を支えるうえで必要不可欠であること、消費者が食の安全を確保するための理解を積極的し、過剰な食品不安に陥らないようにしよう、というもの。添加物や農薬への不安を扇情するメディアや本が多い中、危険性があることを前提に、趣旨の通りの解説が丁寧されていて、現代の食を理解するためにバランスの良い内容となっているように思う。特に農薬や添加物の基準値の決め方や、遺伝子組み換えについて勉強になった。2015/10/06

ビイーン

2
現代は農薬や食品添加物から逃れられない。過剰に反応して神経質にならないように、食に対して感心を持つことが安心への大きな一歩になる。2015/02/12

TYURA BOY@CULTURE

1
食の安全と食に対する安心は区別して考えるべきべであるとし、食品表示や原産地表示などを解説。2015/04/06

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