内容説明
新たな価値づくりが求められるものづくりの現場で、ヒントとなるのがデザインであり、先に課題を克服した北欧諸国だ。グローバル化の波に押し流されず、どの土地にもしっかりと定着する、さながらムーミン的なデザインはどのように生まれ、どのように使われているのか。日用品、家電から家具、建築まで、北欧を象徴するものの数々をたどりながら、「デザインの遺伝子」を見つけ出す。
目次
北欧の国際競争力
日本で見る北欧のデザイン
北欧で見た普通の生活
北欧のテーブルウエアメーカー
家電と携帯電話
日用品発見の旅
北欧の建築
北欧の家具
「ライフスタイル」を新しい切り口に
デザインコンサルタントの役割
染み込む北欧
モダニズムを復活させ成功をつかむ
著者等紹介
渡部千春［ワタベチハル］
１９６９年新潟市生まれ。９３年東京造形大学卒業後三年間ロンドンに滞在。日本の雑誌向けにレポーターの仕事を始める。帰国後、フリーのデザインジャーナリストとして国内外の雑誌に寄稿（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらげ
2
少し前の出版なので情報が古い部分もあるけれど、北欧から生まれた有名なデザインについて概観できると思う。個人的に勉強になったのはイケアに関する部分。今までイケアについてポジティブに捉えた文章しか読んで来なかったので、あまり肯定的ではない考え方もあるということがおもしろかった。2014/05/17
Aoka
0
北欧の近代デザインの流れについて、わかってよかった。2008/07/20
ｈａｒｕ
0
北欧デザイン1〜3と一緒に読むと理解が深まる。セットにすることおすすめ。2016/01/19
TAKAMI
0
北欧デザインについて、おおまかな流れについてつかむことができる本。北欧では、デザインコンサルタントという職が普及しているということを知り、とても素敵だと思った。また北欧的なサステナビリティについては特にこれからも知っていきたいなと思った。2013/01/19
青葉
0
副題と実際の内容がずれてる。北欧デザインの初級者向けに書かれた本だと思うが、それでも内容が浅いと思う。2011/02/08
