内容説明
よく噛んで食べると肥満防止、認知症予防、視力低下の予防、ストレス解消になるだけでなく、歯も丈夫になることが最新の研究で明らかになってきた。しかし、この優れた食習慣は、急速な生活習慣の変化とともに、現代日本の家庭から忘れられつつある。「よく噛んで食べる」ことのメカニズムと効用を明らかにし、その新たな実践を提案する。
目次
第1章 噛むことを忘れた現代人
第2章 一番大事な「歯とあご」
第3章 噛んで体を守る
第4章 噛んで脳を守る
第5章 噛んで心を守る
第6章 唾液は不老長寿の妙薬
第7章 楽しんで「よく噛んで食べる」コツ
終章 噛んで人間本来の力を取り戻す
著者等紹介
齋藤滋[サイトウシゲル]
1931年、茨城県生まれ。東京医科歯科大学歯学部卒。歯学博士。神奈川歯科大学口腔生化学講座教授を経て、1993年、同大大学院歯学研究科長。1996年から日本咀嚼学会理事長を二期務める。2004年、国際歯科研究学会(IADR)にて最優秀論文賞(ガイス賞)受賞。現在は特定非営利活動法人・健康情報推進機構・理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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