内容説明
「ハイサイ/ハイタイ!(やあ、はーい!)」から「マタヤーサイ/ヤータイ(またねー」)まで、30の基本表現を中心に、ウチナーグチの基礎を練習。さらに、琉歌、おもろ、島唄、沖縄芝居や琉球舞踊の詞など、琉球弧にゆたかに花開いたことばの名作を選りすぐって鑑賞し、島々の歴史と心の深みに、沖縄の詩人がご案内します。この一冊をポケットに、チュラサル(美しい)島々に旅をしましょう。
目次
ハイサイ/ハイタイ(やあ。はーい)
ハジミティヤーサイ/ハジミティヤータイ(はじめまして)
グブリーサビラ(失礼します)
ウニゲーサビラ(お願します)
ニフェーデービル/シディガフデービル(ありがとうございます)
チャービラサイ/チャービラタイ(ごめんください)
ワンガナーヤ○○ンディイチョーイビーン(私の名前は○○です)
ガンジューサソーイビーミ(お元気ですか)
ワンネーウンジュカナサウムトーヤビーン(私はあなたを愛しています)
クヮッチーサビラ(いただきます)〔ほか〕
著者等紹介
高良勉[タカラベン]
詩人。沖縄県史料編集室主任専門員。1949年、沖縄県島尻郡生まれ。静岡大学卒業。日本文芸家協会会員。日本現代詩人会会員。詩集『岬』で第7回山之口獏賞受賞。「琉球弧巡礼の旅」と称して、北は奄美諸島から南は八重山諸島までの神祭りや歌と踊りを訪ねている。そこから7冊の詩集が生まれた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
4
良い。無論マスター出来た訳では無いが面白かった。またウチナンチューに近づけた。2020/10/09
saladin
2
30の基本表現を項目にしたウチナーグチ入門編で、気楽に読める。”アガッ!”(=痛っ!)など感嘆詞は、ウチナーグチに限らず、思わず口に出してしまうもので、自身のよって立つ文化と深く結びついているように感じられて興味深い。2023/08/12
かげろう君
2
沖縄旅行後、うちなーぐち(沖縄語)について知りたくて購入。安くて情報が盛り沢山なので非常にコストパフォーマンスが良い。古典からポップミュージックまで親しみやすい音楽の歌詞を乗せているのが嬉しい。言語が失われるのは悲しいことだ。2015/03/23
窓辺のクロッカス
1
語学学習の導入として読みました。琉球文化の成り立ちの壮大さ、歴史の深さに思いを馳せながら。耳からの学習として音声の付録があるとさらによかったと思います。あきさみよ〜2012/07/18
mariemaruru2
1
何度も読みたい本!2011/10/20