内容説明
諦めきれない恋、不倫のもつれ、嫁姑の不和、学校でのいじめ、親しい人との別れ、死別の苦しみ…。「愛」「憎」「自己嫌悪」「死」をキーワードに、だれもが一人で抱え込みがちな悩みの数々について、人生の達人・寂聴さんが厳しく温かい言葉でズバリこたえる。
目次
第１章 愛することに苦しむとき（妹に恋人を奪われた；不倫の相手が忘れられない ほか）
第２章 憎しみに苦しむとき（性格のきつい嫁にむかむかする；借金苦の兄に泣かされ続けて ほか）
第３章 自分を愛せないとき（自分が何をしたいのかわからない；美容整形で美しい顔を手に入れたが ほか）
第４章 突然の死と向き合うとき（何の予兆もなく娘が自殺した；主人の自殺の原因は私 ほか）
著者等紹介
瀬戸内寂聴［セトウチジャクチョウ］
作家。１９２２年徳島県生まれ。東京女子大学国語専攻部卒業。５６年から瀬戸内晴美の名で小説、随筆、古典文学の翻訳など幅広い創作活動を展開。７３年、平泉の中尊寺で得度受戒し、法名は寂聴、京都・嵯峨野に寂庵を結ぶ。８７年、岩手県の天台寺住職に就任
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- 和書
- 方法序説 ちくま学芸文庫
