内容説明
個性的な人材はいかに育成するか。企業が個性を持つためには何が必要か。個性的な商品が生まれる条件とは何か。ソニー時代、「ウォークマン」をはじめ、さまざまな商品の開発に携わってきた著者の実体験をもとに、世界で通用する個性のあり方を考える。
目次
第1章 組織の個性をどう出すか(学歴という偏見を取り去る;企業の意志は個人の意志 ほか)
第2章 人材の個性の育て方(双生児でも個性は変わる;名監督は選手を褒める ほか)
第3章 商品の個性をどうやって作るか(何でもやります、PPセンター;音声多重が始まった ほか)
終章 個性なきものは生き残れない(一〇〇円ショップと二十一世紀の消費;イタリアを再認識する ほか)
著者等紹介
黒木靖夫[クロキヤスオ]
工業デザイナー・元ソニー取締役。1932年宮崎県生まれ。千葉大学工学部工業意匠科卒業。ソニー時代には「ウォークマン」開発などの陣頭指揮をとる。現在は独立し、富山総合デザインセンター所長を兼任、地方のデザイン振興にも力を注いでいる
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